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これが情報カードシステムの進化形:PoIC + 43Tabs

Friday, 23 November 2007 · 5 Comments · Information Card, Productivity, Stationery


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43Folders ならぬ 43Tabs | blog: 野ざらし亭

日々入ってくる情報やタスクと、時間とともに蓄積されてゆく情報とを同時にバランスさせることは、今のナレッジ・ワーカーにとって必須のスキルです。私はこれらのを二つを勝手にフロー型とストア(ストック)型の情報管理と呼んでいて、この区別を意識することがまずは情報に吞まれないための第一歩だと考えています。

Gihyo.jp の記事では情報カードをストア型に位置づけていたのですが、それは私が情報カードを:

  • トリビア、気に入った言葉、熟成の必要な情報など、いつ有用になるのかわからない情報
  • カテゴリ分けが困難で、カードが蓄積されることでしだいに相互の関連が見え始める類の情報

に割り当てているからです。最近ワインを飲む趣味を始めましたが、自分の経験が深まるまでは産地の区別やブドウの品種だとかの分類をあらかじめやろうとしても失敗するのは目に見えてますので、ワイン一本カード一枚というように今はひたすら情報を投げ込んでいます。これが百枚も集まった頃に、それまで意識していなかった「構造」や「関連」が見えてくるのが今から楽しみです。

しかし、自分が考えていた情報カードの欠点を実に鮮やかに乗り越えている手法が blog: 野ざらし亭で紹介されていて、目からウロコが落ちる思いでした。その名も 43Tabs。または Pile of Index Card の考え方と組み合わせて、PoIC + 43Tabs です。

考え方としては、「3日後に実行」などいった未来の、ジャスト・イン・タイム性が要求される部分は Tickler File のように管理し、もはや過去になったカードは PoIC 的に時系列で管理してゆくという単純なシステムです。単純でもこのやり方が強力なのは、全てが時間で串刺しにされた管理方法だからです。しかも、過去と未来の区別も明確になっていて、システムの中に「時間の経過」が組み込まれています。

私はフロー情報とストア情報はツール自体を分離して管理していますが、フローからストアに自然に移行してゆくような、時間経過に意味のある情報管理には、PoIC + 43Tabs の方が優れていそうです

自分自身の情報インプット戦略を見直すことは、クオリティの高いアウトプットを生み出すための戦略にもつながります。リアルタイム性やデジタルが要求される今ですが、アナログなツールでも強力な情報管理システムが作れるのは心強いですね。

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Tags:

  • 野ざらし亭

    初めまして、野ざらし亭です。
    この度は過分に取り上げていただき、ありがとうございました。私はMoleskinerでもありますので、いつもLifehacking.jpを楽しみに閲覧しております。初トラックバックまで頂き、重ねて感謝しております。

  • http://lifehacking.jp mehori

    お返事遅れてすみません。続編「実際の 43Tabs」も興味深く読ませていただきました。

    道具がコンパクトにまとまっているところが何ともいえず文具心をくすぐります。こんな情報カードステーションを自分も年末にかけて作ってみようかと思います。

  • http://wl-vacance.seesaa.net/ tadaken3

    いつも楽しみの購読しています。

    Moleskinerのお二方にご質問したいのですが、情報カードとユビキタス・キャプチャーをどのように並存されているのです?
    やはりユビキタス・キャプチャーでアイデアを一時保存し、その後に情報カードに書き出しという流れなんでしょうか。

  • http://lifehacking.jp mehori

    情報の移し替えは滅多にしてません(面倒くさがりなので)。
    昔は情報カードをデータベースのように使っていたのですが、今は現在やっている研究だとか、プロジェクトの情報の一時保管場所になっています。

    Moleskine:
    ・時系列順にアイディアが流れ込んでゆく場所
    ・時間のつながりが大事(あれの前の日に何があった…という思い出しに使います)
    ・永年保存

    情報カード:
    ・並べ替えが重要になるデータ
    ・テーマの一貫性が大事。なんでもカードにすると、整理に時間がかかりすぎてパソコンに負けます。
    ・プロジェクトが完了するとともに ScanSnap して廃棄

    いま情報カードで集めているのは、毎週1本飲んでいるワインの情報だとか、読んだ本の情報です。特に本は、記憶力のない私にはあとで引用したい逸話のリストを思い出すのに不可欠です。

    といっても、いつも試行錯誤して揺れ動いてますので、あまりきっちりした整頓はできてないのが現状ですが…。

    梅棹先生に一度お会いしたいなあ…。自分の教授が知り合いのはずなのですが…。

  • http://wl-vacance.seesaa.net/ tadaken3

    >mehoriさん

    ありがとうございます。参考にさせていただきます。

    実はPoLCを最近、PoICを導入してみたのですが、ある迷いが起きてしまって・・・・・・
    モレスキンと情報カードどちらに情報を保存しておくかということで、ペンが止まってしまうのです。

    やはり何でもかんでも情報カードに入れてしまうと、検索性が犠牲にされてしまうんですね。自分なりにもうちょっと実験してみます。

    わざわざコメントありがとうございました。
    いつも更新楽しみにしているので
    これからも体にお気をつけて頑張ってください。

    梅棹先生にお会いしたら、ぜひブログでの情報のシェア期待しています。