SNSで浪費した時間、もし読書にあてていたら何冊読めた?

ついついチェックしてしまい、チェックするとしばらくは見つめてしまうSNSのタイムライン。

この時間をべつの有益なことに、たとえば読書に割り当てることができたなら、どれだけの本を読むことができたのでしょうか。そうした計算を感嘆してくれるサイトが本家Lifehackerで紹介されていましたので動画で紹介しました。

https://www.youtube.com/watch?v=RVHj_9_eJ4w&feature=youtu.be

サイトは OmniCalculator というサイトで、洋書の単語数、ページ数に基づいて計算をしています。

スキマ時間でどれだけ本が読めるかの計算例 一日を16時間と換算して、平均で一時間に一度、7分ずつSNSを見ているならば、一日で費やした時間は1.87時間というのがわかります。

この時間を使って、平均240ページ(1ページあたり250ワード)の洋書を分速200ワードで読むならば、一年あたり136冊に充当するという計算結果がでてきます。

しかし、最初から入力されている数字はすこし本のページ数が少なく、読書スピードが速い気もしますので、300ページ・分速180ワードくらいに設定したほうが現実的かもしれません。そうすると98冊ほどです。それでも多いですね。

3分でも読書を可能にする一行メモ

動画の後半でも言及しましたが、これはスキマ時間の考え方でもあります。たった3分でも読書をして、それを有益にするためには「何を読んだのか」があとに残る必要があります。

そこで、数分でも進捗があったなら、一行程度でいいのでメモをするという習慣が有効です。特に複雑な小説や人文書の場合に、そうしてセーブ地点を用意しておくことが、細切れの時間の意識の中での連続性を保ってくれるのです。

サイト自体はネタのようなものですが、時間の使い方としては有益な知見だと思いますので、考えるきっかけとしてみてください。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。