YouTube Premium高いなあ...いや?これはこれで便利だ
YouTubeの広告の無いプレミアムサービス、YouTube Premium が国内でもスタートして、話題になっていました。
YouTube Premiumという名前なので少し混乱したのですが、YouTube と、それに関連した複数のサービスのアンブレラ的な表現になっていると考えるのでよさそうです。
CMなき理想郷へ…。広告なしYouTube Premiumは月額1,180円からスタート! | Gizmodo
ようするに、動画プラットフォームであるYouTube、音楽プラットフォームであるYouTube Music、オリジナルコンテンツを提供するYouTube Originals、YouTube Kids、YouTube Gamingなどをすべて含めたものというわけです。
音楽を楽しむのが目的なひとにはYouTube Music Premiumも登場していますので、まとめると月額で:
- YouTube Music Premium:930円
- YouTube Premium:1180円
- YouTube Premium Family:1780円
ということになります。注意点としてiPhone App Storeなどで購読した場合には割高になるので、ウェブから直接購読するのが良いというのが挙げられます。
高い…? いや、これはありかもしれない
わたしはいま音楽に関してはほとんどすべてSpotifyに依存していますので、これに加えてYouTube Musicはあまり必要性を感じていませんでした。
しかし3ヶ月は無料ということでしたのでまずは登録してみたところすぐに実感できたのは、広告がないことの快適さです。
広告がある分には気にしないようにしていたのですが、やはりなくなると「あの広告は鬱陶しかったんだ」「あれをもう見なくていいのは素晴らしい」という気持ちになれました。ファミリー会員の場合、子供が意図しない広告を見なくていいという安心感もあります。
次にどんどんと入れ始めたのが、Premiumの機能の一つであるオフライン視聴です。動画をオフラインで聞くようにボタン一つで取り込んでおけば、HD画質とはいえ飛行機内などでも見ることが可能になります。
ライフハックLiveshowのような一時間番組はこれでダウンロードしておいていただければ、Wi-Fiがあるかどうかを気にせず見ることができます。
実際、中学生や高校生がいるご家庭では子供がセルラー通信で動画をみることがかなり通信量を圧迫しているらしく、これは一つの対策になります。
もう一つのPremiumの機能、動画の音声部分だけのバックグラウンド再生は正直なところ有料ではなく、アプリの機能として提供してほしいものでしたが、仕方がありません。
しかしこれがまた、使ってみるとやはり便利です。私は欧米のテック系レビュー動画をかなりフォローしていますが、その多くは映像よりも解説の音声を聞いているだけでこと足ります。
ちょっとほかのアプリを立ち上げている間も音声が続き、映像で確認したいかしょがあるときだけYouTubeアプリに戻ってタップ一つで巻き戻せばいいというのは、利用方法としても理にかなっています。
設定に、ヘッドホン接続時のみにバックグラウンド再生をするというものがありますので、これをオンにしておくことでYouTubeアプリが音声をだしているのに気づけずにあわてるということがなくなりそうです。
ひとまずは加入。2月までにYouTubeオリジナルはどこまでやってくるか
というわけで、こうした実際的な機能があるならば、ひとまずは加入しておこうかと思います。しかしこれで月額課金はつらいわけですから、無料期間終了後も続けるかは、どれだけ広告なしの状態が快適かと、YouTubeオリジナルコンテンツの魅力しだいということになりそうです。
それでなくてもNetFlixやSpotifyのように、時間を奪い合うサービスが多いわけですから、とてもシビアに決めたいと思います。