小さくてもパワフルな卓上スピーカー、cheero Danboard Wireless Speaker

モバイルバッテリーやケーブルなどのIT小物で知られるcheeroブランドから、小さくてかわいい、それでいて実用的なBluetoothワイヤレススピーカー、cheero Danboard Wireless Speakerが発表されています。ダンボー

こちら、ブナの木から削り出して作っているために一つ一つ模様が異なる個性のあるスピーカーで、サイズは 70mm × 46mm × 50 mmで105gと、手のひらに乗るスピーカーです。

スピーカーは使っていないときは置物になってしまいがちですが、これならふだんはさりげないインテリアになり、iPhoneなどを接続すればスピーカーとして利用できるというのがポイントになっています。こういうの好きなひといますよね?

こちら、一台をcheeroを運営しているティ・アール・エイ株式会社様からモニター用にいただきましたので、今回は音無しの速報でご紹介します。

IMG_1007-2

Danboard Wireless Speaker はこのような感じでプラスチックケースのなかに入って販売されています。「出して…」と言ってそうな解せない表情がすでに面白い。

IMG_1010-2

背面にある電源ボタンを長押しすればすぐにペアリングが開始します。Bluetooth のバージョンは 4.2。また、となりのUSB端子で3時間充電で7時間の再生が可能となっています。

IMG_1013-2

USB端子のとなりにはAUX端子もありますので、このように有線でつないで再生することも可能です。

注意したいのは、ケーブルがAUXにつながっているあいだはBluetoothの接続は行われませんので、必ずケーブルを抜いた状態でペアリングする必要があるという点です。

マイク内蔵で通話も可能

ミニマルなデザインのスピーカーですが、本体のなかにはマイクが内蔵されていますので、着信時に電源ボタンを押して通話を開始・終了することが可能です。

IMG_1016-2

つまり通話中はダンボーとしゃべっている状態になるわけで、ああ、つまりこれがやりたかったのですね(笑)というのがよくわかります。

IMG_1014-2

気になる音質ですが、まず念頭におきたいのがこれは7cm x 5cm 程度の、とても小さなスピーカーだという点です。それほど大きな共鳴の空間はありませんし、スピーカーユニットだって小型です。

それを踏まえた上でじっさいに再生してみると、なかなかどうしてよい音質の音が出てきます。小さい音量ではどうしてもくぐもってしまいますので、この小型のボディでここまで?と思うくらいに大きめの音で再生してみれば、勢いのあるパンチのきいた音が飛び出してきます。小型であるため、音の解像度はそれなりとはいえ、ここまで聞こえるなら十分といっていいでしょう。

今回は一台での利用ですが、2台のcheero Danboard Speakerを用意して、True Wireless Stereo機能でステレオ再生も可能になっています。この場合、2台の電源をいれたのち、左側に置きたいスピーカーの電源ボタンを二回カチカチと押すことでTWS接続が確立します。

小さくてインテリアにもなりますが、卓上スピーカーとしてもなかなかの力持ちのcheero Danboard Speaker、プレゼントにも良いかもしれませんね。

音の様子は今週末の「ライフハックLiveshow」で照会するとともに、動画で撮影できるか試してみたいと思います。

木製 Bluetooth スピーカー cheero Danboard Wireless Speaker 【 2台でステレオ再生 (TWS)/マイク内蔵/AUX/木の色・柄に個体差有/連続再生約7時間/ブルートゥース Ver.4.2 】 CHE-617 posted with カエレバ

cheero

Amazon

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。