iOS版KindleがiPadのスプリットビューに対応して勉強も執筆も便利に

ほとんどタイトルで言ってしまいましたが、iOS版KindleのアップデートによってiPadにおける画面左右のスプリットビュー表示ができるようになっています。
アプリの更新を説明しているチェンジノートでは「これで本を読みながら別の作業ができます」という具合に紹介されていますが、もちろん本を読みながらやることは、読書ノートなどの作成です。
というわけで、“Weapons of Math Destructions” をひらきながらEvernoteを開いてみたのがこちらの様子。読みながら、その場で読書ノートを作っていくことができます。これはたいへんありがたい。
もちろん、本を読みながらブログを執筆することもできるわけで、書評や、本をもとにした分析などをしているときにとても重宝しそうです。
アプリからアプリに飛んでもいいのですが、同時にできるということは両者に目を走らせながら作業できるわけで、そこがスプリットビューの良い点なのです。
Pythonの本を開きながら、右側で Pythonista を開いて実践的に学ぶのに利用するのもいいでしょう。同様の学習方法はたとえば Javascript の学習用のサイトを Safariで開いておいてスプリットビューで実行しながら学ぶということだって可能なわけです。
今回のアップデートでは、本を連続的なスクロールする表示で読むことができるスクロールビューのテストも始まっています。これを同時に使うことで、よりウェブ閲覧と近い形で本を閲覧しつつ、右側にメモや原稿を書き取るということもできます。
これはかなり利用することになる機能だと思いましたので、アップデートをみた瞬間に記事にしようと思いました。以上速報です。