Evernote Businessを個人で使い始めた。その理由は?
まだこれといった成果がありませんので「これ!」といっためざましい使い方を紹介することができないのですが、最近になってEvernoteプレミアムと並行して、個人でEvernote Businessを利用するということを始めています。
Evernote Businessはプレミアムと何が違うのか? というのはよく聞かれる質問で、Evernoteに質問してもちょっとボヤッとした回答が返ってくるだけなのですが:
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機能的にはEvernoteプレミアムと変わらない
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チームで利用するにあたってきめ細かいノートブックの共有ができる
という理解でいいと思います。アカウント同士でノートブックの貸し借りをしているのが、通常の共有だとするならば、Businessは複数人で管理している広場があるというイメージでもいいでしょう。
そのBusinessなのですが、一人のチームということで契約することも可能になっています。今回はそれを利用しています。
iOSで2つアカウントを使いたいならBusiness連携
今回こういうことを始めたのは、私は利用の仕方によってアカウントを複数持って切り替えていたのですが、アカウント切り替え機能がデスクトップ版のEvernoteでしか利用できないのが足かせになっていたからです。最近はiPhone / iPad でEvernoteに触るほうが多いのに、なぜそこではアカウントを複数切り替えられないのか!
ただし、Businessアカウントならば、iOSでも連携させて切り替えながら利用することが可能になります。割高なのですが、高頻度で利用するならば高すぎるともいえません。いや、高いか。
イメージとしては、通常利用しているEvernoteプレミアムが雑多な、ウェブクリップ、ファイル、考え事の切れ端といったものの置き場になっているのに対して、Evernote Businessがより徹底して管理された文書館のような役割になっています。
この情報の方向は基本的に一方向で、より長期的に、「知識」として蓄積したいとおもったものが固定された分類でBusiness側に降り積もってゆくという形をとっています。
たとえば本を読んでいていずれ使いたい引用文があったとします。これまではEvernoteプレミアムの「引用」というノートブックに入れていたわけですが、それだとノートの一覧で情報が混ざってしまいます。
混ざってもいいのですが、もうそうしたことを目でフィルタリングして除外する時間さえもが面倒ですし、なによりもアテンションをゆるやかに痺れさせてしまいます。
そこで、Business側にこの「引用」のノートブックを移動してしまうことで、利用目的も、使用期間も違うノートが混ざらないようにすることができるというわけです。
とりあえずはこの運用方法にしていますが、いまのところは「引用」「歴史」「百科事典」といったようなノートブックが並んでいて、少しずつ増強されています。
いずれもう少し成果がでてきたら、またこの構造と使い分けについて紹介しようと思います。
追伸:
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