「正しい意識の高め方」Vol.2 集中力のピーク時間に雑用をしていませんか?

若い人向けに仕事術・ライフハックの基本の基本をまとめている連載の第二回目がはやくも掲載されています。今回は時間管理の後編です。

前回と今回の話は、まだ忙しくなりすぎる前の、時間の使い方に余裕がある若い人に特に有効な話をまとめていて、あらゆる職種で適用可能なように注意深くまとめてあります。

特に仕事のペースづくりについては、これは何度も書いていることなのですが、それぞれの職種だけではなくて、作業の内容、午前か午後かでも変わってきますので、最適な方法を選んだり、調子の悪いときはペースを変えるといった工夫をしていただければと思います。

pace.jpg

たとえば原稿をかいているときなどは一番上の48分作業、12分休憩といったペースが良い場合があるのですが、プログラミングをしている際にはこの方法がうまくいくときもあれば、もっと間欠的に作業をしたほうがよいこともあります。

もちろん、作業ペースが1時間単位ではなくてもいいわけですし、ポモドーロ法に厳格に合っている必要もありません。ただ、どの場合でも休息による意識のギアシフトが有効なのは共通しています。

さて、次回は、ちょっと間があきますが、タスク管理の話題に入ろうと思っています。じわじわと、意識、高めていきます。

「正しい」意識の高めかたVol.2 集中力のピーク時間に雑用をしていませんか? 才能を活かすための時間の使い方

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。