Lightroom Mobileで「プロ」向けの写真撮影メニューが充実
写真の整理には Adone Lightroom を使っていて、先日も 2016 年の写真をすべて自宅の RAID に転送して新年をスタートさせたのですが、この Lightroom はモバイルアプリも秀逸だというのはなんどかご紹介してきました。
あまり知られていないのは、Lightroom アプリ自体が高機能なカメラアプリになっているという点です。そしてこのほど、この撮影機能に「プロ向け」と銘打たれた新しいインターフェースが追加されました。
カメラアプリは多々ありますが、Lightroom を整理と現像処理に使っているなら、スマートフォンから撮影してデスクトップに同期させるワークフローが便利ですので、ぜひ使ってみたいところです。## 新しい「プロ」インターフェース
Lightroom のカメラ機能は、起動してからカメラのアイコンをタップすることでたどり着けます。するとシャッターの横に「AUTO / プロ」を切り替えるプルダウンボタンがありますので、そこから「プロ」を選択します。
これですべての設定を手動で行うことができるモードに入ります。
ボタン配置はこのようになっており、露出をロックする、レンズの切り替えといった機能は最も右側に、そのとなりにフォーカス、ホワイトバランス、ISO / シャッター速度、露出などといった設定項目が並んでいます。
左側には、フレームや、細かい設定が並んでいます。
左側のメニューからは、たとえば縦横比を設定しての撮影が。
また、DNG という部分をタップすると Adobe の RAW 形式か、JPG で保存するかを選べます。そう、Lightroom は RAW カメラなのですよ。
また、左の細かい設定からはグリッド表示、水準器表示、自タグの有無といったことも決めることができます。
同期する写真アルバム
Lightroom の嬉しい点は、デスクトップの Lightroom と同期しているので、スマートフォン上でおこなった修正や撮影がそのままデスクトップに自動的に同期してくれるところです。
最近だと、スクリーンショットを撮影して、Lightroom アプリ上で切り取りなどの加工をおこなって、そのまま同期させてからブログに使用といったこともしています。
iPhone 7 Plusなら、2種類のレンズの切り替えにも対応しているところもありがたいところです。
iPhone でたいていの撮影は済むようになってきたいま、こうしたアプリのアップデートはありがたいものです。ますます、デジタル一眼レフを持ち出さなくなりそうですね。
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