「おっと、ハナノアの悪口はそこまでだ」慢性鼻炎の私を救った鼻うがいの習慣
タイトルはテンプレートで申し訳ないのですが、小林製薬の鼻うがい薬「ハナノア」の車内広告が笑わせに来ていて面白いと話題になっています。
たしかにあれは、伝えたい情報と、正確さと、広告としての見栄えとが絶妙にブレンドされた結果、奇跡的にコミカルな効果を生み出していると思うのですが、製品としてのハナノアは鼻炎になやんでいるひとには絶対におすすめです。
使っている人には常識ですし、個人差もある話なので長い間この記事は書くかどうか悩んでいたのですが、いい機会ですのでご紹介します。
「痛くない」は本当?
ハナノアの見た目のインパクトは、容器をつかって鼻のなかに洗浄液を流し込んで強制的に鼻の汚れを喉の側、あるいはもう片方の鼻から出してしまう点です。
このときすぐに気になるのは「鼻に水をいれてツーンとしないの?」というところだとおもいますが、これはまったく問題になりません。
初めて鼻うがいを実践したとき、知人に「鼻水と同じ程度の生理食塩水をたらいから鼻でちゅるちゅるーっと吸えばいいのさ」と言われ、かつがれているのではないかと半信半疑試したところ本当に痛くも苦しくもなくて驚いたものでした。
ハナノアも同じ原理で、ツーンとならない濃度の洗浄液なのです。
効果はあるの?
私はもともとひどい鼻炎持ちで、鼻が完全に通っている日は年に数日もないくらいだったのですが、この鼻うがいと実践してみてところいきなり鼻が通って、久しぶりに気持ちよく呼吸ができた経験があります。花粉シーズンなどには、これが本当に助かります。
また、これは個人的な使い方なので、ハナノアの本来の用法ではないのかもしれませんが、私の場合は鼻の奥の炎症を弱めるために、ハナノアをほぼ毎日、数年間継続して使用していました。
しかもこれも使用説明書に比べると少し顔を上に向け、鼻の奥をしっかり洗浄する感じで使用していました。これは説明書にもある通り、中耳炎のリスクなどがありますので、ほどほどに、at your own risk で実践してみてください。
少なくとも私の場合は、2年ほどつづけているうちに、鼻の奥に炎症が鼻づまりを起こし、鼻づまりのせいでさらにばい菌がたまりやすくなりといった悪循環が軽減して、一年のほとんどを鼻呼吸で過ごせるところまできました。
もちろん鼻の形状の個人差や、炎症の種類といった話もあるでしょうからこれはあくまで「私の場合」という話になるのですが、それでも慢性の炎症に対してしつこく、それこそ年単位の習慣にして洗浄した結果軽減することもあるのだというのは、試してもいいことではないかと思います。
これから花粉の季節、私はすくなくともハナノアをダースで備蓄して乗り切る時期です。とはいえ…
まあたしかに、このビジュアルのインパクトはすごいですね…。笑わずにいるのが大変です(笑)