OSX版Fantastical 2が大幅アップデートしMicrosoft Exchange対応
カレンダーアプリの決定版である Fantastical 2 の OSX 版に大きなアップデートがあり、Microsoft Exchange へのネイティブ対応がやってきています。企業などでメンバーの予定や空き時間を Exchange 上で管理しているならこれは大きいですね。
開発当初は、Google Calendar のフロントエンドのような立ち位置だった Fantastical ですが、いまでは一般的な CalDAV、Google Apps、iCloud、Yahoo! などといったソースからもカレンダー情報を取り込むことができます。そして今回の Exchange 対応は、Fantastical 側にサーバーと会話するネイティブ実装をしているとのことで、開発側もとても自信をもっているようです(自信たっぷりの連絡がありました(笑))。
相手の空き時間を、手元でみる
今回のアップデートによって、対応している Google App、Exchange サーバーを利用しているならば、参加依頼があった予定への返信、空き時間・予定あり時間の検索、人物の検索が可能にあります。
これがあると、予定をカレンダーの外で交渉して空き時間を確認してから全員が各自カレンダーに決まった予定を入力するのではなく、カレンダーのなかで空き時間を検索して会議なり、予定なりを決定してイベントの招待を行うことができます。メンバーが数人以上いると、これはもうありがたいことこの上ありません。
人物検索がオンにしてあれば、相手を名前で検索して空き時間を検索できます。
また、勤務時間を設定しておけば、その範囲内で空き時間を探してくれるようになっているのも地味に便利です。
他にも細かい機能改善
リリースノートをみていると、他にも細かい機能改善があります。私が嬉しかったのは複数アイテムを command キーを押しながら選択して移動、削除などができるようになっている点などですね。
勤め先などで Exchange サーバー、あるいは Google Apps などを使っている人は、ぜひ利用してみてください。案外、大学の研究室やサークルなどでの利用も便利そうですね。