ウェブ時代の書き手に必要な「3つの逆転」(群雛文庫)発刊しました!
このたび、日本独立作家同盟で発刊している「月刊群雛」にて 2014年06月号に掲載しました「ウェブ時代の書き手に必要な『3つの逆転』」という小論に4000字ほどの追加を行いまして「群雛文庫」の一冊として発刊しました。
編集と校正をおこなってくださいました鷹野凌さま、表紙イラストをえがいてくださいました伊富魚さま、ありがとうございます!
ここには私がブログや執筆をするうえで実際に試してみた、無名の存在だからこそ効果をもつ、「奇策」がならべてあります。一種のコンテンツ論としても読んでいただけるのではないかと思います。
完全に逆転をしてみたらどうなるか?
以前「群雛」に乗せていただいたのは、第一の逆転:読者を減らす、第二の逆転:価値あるものを、無料で与える、第三の逆転:ジャンルに向けて書かない、という内容でした。
ウェブというのは面白いもので、既存の才能や権力的な構造にも力を与えるのですが、それとは180度逆のものにも等しく力を与える傾向があります。
幅広い読者をあつめるテーマで書くのが一見得策にみえますが、テーマを狭くして発見されやすくすることがかえってメリットをもたらす場合もあります。どちらも正解なのです。そしてそこに無名、無力、無資本の人でもとっかかりを見つけるチャンスがあるわけです。
今回書き下ろした部分では、以前の内容がいささか抽象的だったのに実例を加えるようにしました。内容としては:
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多様化する「書く」ための戦略
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無料と有料に差をつける
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一度しか書かれないものでも流通させる
というより実践的な内容になっています。
お求めは、Kindle ほか、楽天Kobo、BCCKSなど多数のオプションがありますので、お好みのサイトからどうぞ。
また、感想などお寄せいただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!
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