[AD] ローソン・コンテンツプリントの広がる可能性。アニメのブロマイドからオンデマンドまでカバーする、まちの「印刷」ステーション
これから2つのリンクを保存してください。一つはローソンのコンテンツプリント、もう一つが、同じくローソンのオンデマンドプリントです。
コンビニのコピー機で、白黒・カラーのコピーだけではなく、FAXを送信できるのはもう定着していると思いますが、それ以外にも写真プリント、タイアップしているコンテンツのプリント、あるいは好きな写真でカレンダーを作成するといったオンデマンド印刷ができるというのは、あまり利用されていない気がします。
今回、そんなサービスを提供しているローソンのコンテンツプリントサービスについて取材をすることができました。使い方次第によっては、自宅にプリンターを持つよりも、ローソンのコンテンツプリントで済ませたほうが安上がりで、場所をとらないということもあるかもしれません。
要点は3つ。行政サービス書類まで印刷できるプリントサービス、アーティストやアニメなどのコンテンツをその場で手に入れることのできるコンテンツプリント、そして自分の写真を使ってコンテンツを作れるオンデマンドプリントです。
1. 写真プリントから、行政サービスまで
今回は大崎にあるローソン本社を訪問して、担当者から直接お話を伺うことができました。説明してくださったのはこちら、エンタテインメント・サービス事業本部の井戸田さんです。
ローソンのコピー・プリントサービスは、シャープのコンテンツプリントサービスを使っています。この総合コピー・プリントサービスは、白黒・カラーのコピーだけではなく、便利な機能がさまざまに盛り込まれています。
PDFファイル、Wordファイルなどをアップロードしておいて印刷するネットワークプリントは使ったことがありましたが、それに加えて今回初めて知ったのは、185市区町村(3月末までの参加自治体)が参加している証明書などのコンビニ交付という仕組みです。
残念ながら私の住んでいる自治体ではまだ試すことができず、悔しくマイナンバーカードを握りしめていたのですが、対応していれば住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明、税証明などがコンビニから受けられます。いつも証明書の取得のためだけに職場を数時間抜けだして対応しなければいけなかったので、これは本当に使ってみたいです。
「これもできるとご存知でしたか?」と井戸田さんが紹介してくださったのがこちら。自前で写真を用意しての証明証写真と、免許証の裏表を一枚にプリントするサービスです。これはかゆいところに手がとどく機能です。
ではその写真はどのようにもってゆくのかというと、SDカード、USBメモリなどといった方法もあるのですが、スマートフォンをもっているならば直接印刷することが可能なPrintSmashを使うこともできます。
街角の証明写真撮影機がしだいに値段が高くなっていて気になっていたのですが、これならばスマートフォンやパソコンを利用して背景が白い壁を使って自撮りした写真を用意し、それを必要に応じてEvernoteやDropbox から呼び出してその場で印刷することができるわけです。証明写真問題、解決ではないですか。
先日の出張でも活用したのですが、文書をあらかじめてウェブで登録しておいて、行った先でプリントするネットワークプリントサービスも重宝しています。こちらにもネットワークプリントアプリが存在しますので、スマートフォンから画像ファイルをアップして、電車から降りて印刷といったことが可能です。
写真プリントについては公式の動画も雰囲気を伝えてくれています。
なんだか…まぶしいですね。
動画では触れていませんが、まだコンビニでは珍しい、写真の2L判印刷が可能という点もありますが、これは後ほどオンデマンドプリントのところで紹介しましょう。
2. タイアップコンテンツを印刷できるコンテンツプリント
さまざまなメディアとすばやくタイアップをしているローソンらしいサービスなのですが、このプリントサービスを利用して、アーティストやアニメのブロマイド、楽譜、地図、新聞などといったコンテンツをプリントアウトできる「コンテンツプリント」というサービスも存在します。先ほど保存していただきたいと書いた、最初のリンクですね。
これがその一例。アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」や「進撃の巨人」のタイアップ時のものですね。コンビニのコピー機というと、色の薄れたカラーコピーの印象しかなかったので、300dpiの美しいカードを前に思わず「欲しい…(左側)」という気持ちになってしまいました。そう、写真を「欲しい」と思えるクオリティで印刷できるのですね。
単純なブロマイドだけではなく、地図のようなコンテンツも発行されています。これは「オチビさん」の鎌倉から由比ヶ浜の観光地図ですが、これを旅行先ですぐに印刷できるならば、観光地としては在庫を抱えなくてすみますし、旅行者は旅先で必要に応じて印刷ができるしで、便利です。
こうしたコンテンツプリントは写真のL判、2L判だけでなく、A4判の紙印刷にも対応していますので、今後さまざまな応用が期待されます。
アップにしてクオリティを確かめてみると…。うん、申し分ありません。これが、コンビニですぐに印刷されて手に入るというのは愉快です。
まだまだ利用のされかたは模索されているところなのですが、たとえばこちらのようにアーティストの動画へのQRコードがブロマイドに添付されているといった使い方もあります。また、いちいち印刷して在庫をもっているのが大変な住宅地図、小規模のカレンダー制作などに今後応用がひろまるのではないでしょうか。
3. オンデマンドプリントで、自分だけのコンテンツづくり
コンテンツプリントはいいけど、あまりバンドやアニメには興味がないので、自分で同じようなものが作れないのか? という人にはふたつ目のリンク、「オンデマンドプリント」がおすすめです。こちら、特にローソンホームページのトップからの行き方がわかりにくいので、ぜひリンクを保存してほしいところです。名前を忘れると、もう辿りつけない気がしますので!
オンデマンドプリントは、ウェブ上で写真を配置し、オリジナルの写真やカレンダーを作成しておいて、その番号をもってローソンで印字を行います。写真、スタンプ、手描き、フレームといったことができますので、操作方法について動画でまとめておきました。
素晴らしいのは、これと同様の操作をスマートフォンのブラウザ上でも実現可能な点です。
画像の切り出し、スタンプの操作まで、スマートフォンのブラウザでできるのは驚きました。これ、急いでいるときなどに思い出したい機能です。
実際に店頭にいって、この作成した写真を印刷してみましょう。
上で説明したコンテンツプリントの項目もあるので、開いてみるとこのようになっています。アニメ、アーティストなど、興味次第でコンテンツをプリントできます。
このように一覧表示で選ぶことも可能です。
とはいえ、どのようなコンテンツプリントのキャンペーンが行われているのか知らないことが多いので、ブログやツイッターアカウントなどで随時知らせてくれる仕組みが今後整備されるとうれしいですね。アニメコンテンツのコンテンツプリントのアカウントがあればフォローしてしまいそうです。
さて、オンデマンドプリントのほうに移りましょう。メニュー上は、この場所にアイコンがありますので押します。
すると、先ほどのコードを入力するキーボードが表示されます。キーボードに慣れている人なら「配列切替」でわかりやすいキーボードを選んで入力できます。
どうせですから、2L判のプリントをしてみましょう。値段はL判で300円、2L判で500円の印刷代となります。
待ち時間は気になるところだと思いますが、この写真四枚の構成の場合は、ほぼ1分未満(約51秒)で印刷ができました。
食べ物、風景、動物、人物と、それぞれ色や明るさに特徴のある写真を選んでみたのですが、どれも発色が良くて、プレゼントにするのにも十分な仕上がりです。ちょっとした誕生日のお祝いなどによさそうですね。
L判と比較してみたのがこちら。瓶の細かい発色などもうまく印刷できています。
写真プリントもこの精度ですので、自宅で印刷することが少なく、ローソンが近くにあるという人ならばプリンターを引退させて、ネットワークプリントと、カレンダーの印刷などはこのオンデマンドプリントでもお釣りが返ってきそうです。
使い方しだいで広がる可能性
今回、ローソンでうかがったのは、まだまだこれから利用の仕方が広まりつつあるコンテンツのオンデマンドプリントという世界でした。
一時はデジタルな壁紙のプレゼントなどが流行ったこともありましたが、最近は一周してローソンなどではタイアップのクリアフォルダーや、カードなどが売り切れるという**「リアルへの回帰」**が目立つようになっています。実際、上で紹介した「魔法少女まどか☆マギカ」のブロマイドは全部で3万枚が売れたとのことです。
写真のL判だと、ちょうどシステム手帳のポケットに入るサイズですので、その月のカレンダーをデザインして配布するといったことも可能になります。
いずれにしても、バーチャルだけでは満足のいかない私たちの生活のなかに、バーチャルからリアルへのコンテンツの印刷を任せることができる、「まちの印刷ステーション」があるのは心強い仕組みです。今後のさまざまなコンテンツへの対応や、オンデマンドプリントの広がりに期待したいと思います。
まずは、手帳用のテンプレートでも作成して配布してみようかな!