Googleカレンダーに「追跡してくる」リマインダ機能が追加
えっ、まだその機能なかったの? と驚いてしまうのですが、Google カレンダーにリマインダ機能が追加されると本家 Gmail Blog で告知がされています。
Google カレンダーは Android の Material Design のルック&フィールになってからさまざまに進化しているのですが、その一つが「イベントのストリーム」して予定を表示する機能や、Gmail のなかでホテルの予約などを自動的に検索して予定に追加する機能です。
今回のリマインダ機能はメールからカレンダーへToDoを送り、時間に束縛された予定と、達成するまでは消えずについてくる「タスク」とを同時に Google カレンダー上で管理できるようにしてくれるものです。
リマインダは、時間が経過しても追跡してくる
この「ついてくる」というUI上の動きが、今回の新機能らしくない新機能の新しい点になります。リマインダが追加されたというだけだと驚きが足りないのですが、実際に実際に動いている UI 上でみると納得感が増します。
イベントビューでみていると、リマインダとイベントはほぼおなじ見た目ですが、イベントは時間で固定されているのに対して、リマインダは達成されない限りストリーム上をついてきます。
以前だと、カレンダー上に予定とリマインダが並んでいてほとんど同じものだったわけですが、こうしてこうしてアプリの特性にあわせてリマインダが実装されたのが大きいわけですね。
このリマインダ機能は他のGoogleサービスから横断的に発生させることができます。Inbox、Google Keep、あるいは Google Now といった具合にです。
これまで Inbox でやってきた ToDo を信頼のおけるシステムに移し替える手段がなかったのですが、これでやってきたメールから ToDo を判断してリマインダとしてカレンダーに追加し、メールは削除するといった流れ作業ができます。
Googleカレンダーのリマインダ機能はまず今週 iOS と Android へのアップデートとして登場し、その後ウェブ版にも実装される予定です。この、モバイルが先というのも、時代を感じさせていいですね。
まずは使ってみることにしましょう。