クラウド会計freeeとEvernote Scannableが連携!便利だけど落とし穴も
今年の確定申告はfreeeのおかげであっという間に片付いたのですが、使い方にも慣れたので毎月のクレジットカードの明細をすぐに入力したり、レシートを片っ端からファイルボックスにいれて自動経理をさせたりと、来年は今年以上に楽になりそうです。
そのfreeeからリリースが届いていて、この便利なファイルボックス機能がEvernote Scannableと連携したというニュースがありました。
Scannableといえば、書類にかざすだけでどんどんとスキャンしてくれるアプリとして中の人も驚くほどの大成功を果たしているアプリですが、それがfreeeと連携というのは最強の組み合わせでは!と期待が高まります。
ただ、実際に使ってみるとちょっと落とし穴がありましたのでまとめておきましょう。### 連携…ってどこに?
リリースでは「Scannableと連携」と軽く触れられているだけですので、自明なのかと思っていましたが、少なくとも私の環境では探すのが難しい場所にありました。
Scannableで文書をスキャンすると、こうしてその結果が表示されます。はい、ハニーディップが好みです。
ここで共有のアイコンを利用すると次の画面に遷移して共有方法を選べますが、そこから「その他」を選びます。
本来はここで、2行目のアプリの一覧に freee アプリがあるはずなのですが、私の環境では Scannable ベータアプリもインストールされているせいなのか見当たりませんでした。
そこで「open in」のアイコンをタップすると、ようやく「freeeで開く」の項目が出てきました。こちらを利用すれば、ファイルボックスにScannableから画像を取り込むことが可能です。
ScannableからEvernote連携はしておいたほうがよい
freeeのScannable連携は便利な機能ですが、落とし穴もあります。連携先のfreeeがメンテナンス中の場合、画像をファイルボックスに入れることができないのです。
これは困った。freeeアプリのほうで保存しておいて、あとでアップロードしてくれればいいのですが、それはそれで複雑なことになりそうです。
ですから、Scannableとfreeeを連携させたいなら、実は今回の機能よりも領収書用にノートブックを作成して、そこにどんどんとScannableから保存しておいて、あとでまとめてファイルボックスに入れるほうが作業が止まりませんし、確実かもしれません。
というわけで制限は残っているのですが、こうして一部の機能をそれが得意な任せてしまうこの流れは、iOS8でようやく可能になって今後も伸びそうですね。