量、量、量がすべて!に応えるEFイングリッシュタウンの高レベル英語教材 [AD]

アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークとのタイアップです。

先日、とある世界的な美術館でちょっとした出来事があり、それについて丁寧なメールを書かないといけないことがありました。

耳に痛い内容を、なるべく礼儀正しく相手に指摘するフレーズは…と思いながらキーボードを打っていると、自然に “bring to your awareness” という言葉が浮かび上がってきました。

そして気づいたのです。このフレーズ、私はアメリカにいた高校生の時代に覚えたわけではなく、明らかにその後に膨大な英語の本やブログを読み、たくさんのポッドキャストやオーディオブックを耳にする中で経験として身につけたものだということを。

英語学習に関する限り、あるレベルまでは単純な学習でなんとかなります。しかしそのあとに必ず量がものをいう壁がやってきます。複数回やってくるこの壁は、とにかく経験量で乗り越えるしかありません。

前半記事で紹介したEFイングリッシュタウンのオンライン英会話講座、後編はこの圧倒的な経験量をオンライン講座によって作り出せるのかについてみていきます。### 最上級、レベル16の英語に挑戦する

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というわけでEFイングリッシュタウンが提供している基本コースのなかでも、最もレベルの高いレベル16の内容を見ていきましょう。単にネイティブがしゃべっているというだけでなく、問題が実践的かどうかもチェックしていきます。

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最初の講座は、「未来を望見する」というテーマで、同時代の人間よりもはるかに未来を見抜いていた三人の人物、ダ・ヴィンチ、H.G.ウェルズ、フィリップ・K・ディックを例に挙げたモノローグが展開します。

動画の途中で内容を理解しているかどうか問題が入りますが、ここも “ahead of your time” といったフレーズを別の言い換えをするとどうなるのか、といったように、内容を理解した上で別の言い方も知らないと答えられないような問題が登場します。

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文章問題もかなりの分量になると同時に、読み込まないと答えられないようになっています。そしてこの文章が実際に内容があって面白いというのが教材としての質の高さを伺わせます。

この例はノストラダムスを例にとっているのですが、彼の生い立ちや時代背景について知ることができて面白かっただけではなく、文章の書きてはノストラダムスの予言に好意的ななのか、それとも懐疑的なのかという空気がよめないと質問に答えられないようになっています。

この「空気を読む」というのは、実際に海外の記事を読む際に書き手の立ち位置をすばやく判断するのに使うスキルですからかなり実践的といっていいでしょう。

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文章を読んでいて詰まってしまった、あるいは耳でも聞いてみたいという場合は、文章を選択して読み上げを行なうこともできます。こうした細かい作り込みが、教材として「読み」「聞き取り」の両方の面を提供していていいですね。

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教材をさらにすすめて、ボキャブラリーの問題にすすむと、さらにおもしろい特色がみえてきます。ボキャブラリーといえば、単に難しい単語の問題なのかとおもいきや、ここでは慣用句やフレーズが登場するのです。

たとえば “safeguard the Earth” というフレーズは、“safeguard” を知っていれば「地球を守る」という意味だというのが瞬時にわかりますが、これが経験として備わっているとたびたび英語のメディアで登場する “safeguard the future”, “safeguard policy of the sevice” といったフレーズに応用できます。

こうした経験値は、なかなか教材として提供するのは難しいのですが、じわじわと英語力の底上げに効いてくるんですよね。

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というわけでレベル16の教材もどんどん進められることがわかりました。ネイティブレベルの人でも、注意して聞いていなければうっかり間違えてしまう種類の問題が何時間分も用意されていますのでひと通りやるだけでも経験量はなかなかのものでしょう。

業界専門用語のレッスンに挑戦する

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レベル16の英語コースを終了したあとでも、さらにオプション(有料)で追加することのできる業界別英語のコーナーがあります。これらはたとえばIT業界英語ならIT業界の専門用語というよりも、ITに関連するフレーズを紹介しているコースです。

ですので、どんな人でもこれらすべてに触れておくことで、とつぜん保険の話題が振られても、少なくとも「これは保険の話題だな」と理解できる力が身につくようになっています。

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たとえば「研究で英語を使う」のコースの最初では、科学研究のみならず、マーケットリサーチなどで重要な quantitative 「定量的」、qualitative 「定性的」の違いはなにかという動画が紹介されます。

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このステップまで来ると、問題も面白いものが登場します。たとえばこちらは、正解がない問題になっています。「プロポーザルを書くとしたら、あなたは何を提案し、なにを提案しないか」という設問に対して、該当する単語を割り振っていきます。

正解がないから適当でよいのではなくて、受講者に何が自分の意見にあっているかを考え、選ばせるわけですね。これはハイレベルなだけでなく、実際の大学の講義などでもディスカッションの場でみられる光景かもしれません。

単語を集中特訓、文法の復習も

これらの教材は実践方法が一直線で、受講する側としては楽なのですが、語彙力などを集中的に育てたいという場合もあります。そのために、EFイングリッシュタウンには「フラッシュカード」を作成して練習するコーナーも存在します。

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たとえばこれがフラッシュカードを作成する画面ですが、あるレベルの単語をすべて、あるいは一部分だけ選択して、自分のワードリストを作成しておくことができます。

単語それぞれはこの画面で発音、連語などをチェックすることも可能です。

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選択された単語やフラッシュカード、つまりは単語帳として意味を理解しているか自分でテストを課することができます。

この部分はもう少し改善がほしくて、たとえば「レベル16からランダムに50個選んでランダムに表示」といった機能があるとよいなと思いました。現状では選んだ順番に、次々にカードが繰り出されますので、意味がわからなかったら裏側を表示して意味と発音をマスターしていきます。

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ワードリストを実行するとこのように達成度が表示されますので、間違えたものだけを再復習するといったことができます。

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EFイングリッシュタウンの弱点として、問題を間違えた時にその文法的な解説が表示されるわけではないので理屈から入りたい人には物足りないかもしれないというのがあります。

しかし教材の一部には、「文法ラボ」といって基本的な英文法、あるいは TOEIC / TOEFL 試験範囲にでてくるような文法を復習するレッスンも軽くですが含まれます。

ここは時々まとめてやってみると、経験として身につけたものが理屈で肉付けされてよいかもしれませんね。

モバイル・アプリで好きなときに学習

ここまでみてきたように、EFイングリッシュタウンの教材量ではパソコンに向かっている時だけでは足りなくなる、あるいは机で進めるのが億劫ということも出てくると思います。そうしたときに伝えるのがモバイルアプリです。

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たとえばさきほどのIT業界用語の教材をiPad上でアプリで表示させたのがこちら、そのまま教材がiPadから実践できます。

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たとえばこちらはリーディングの問題。パソコンの画面と同じインターフェースで、読解と解答ができます。読み物が長いときなどはiPadのほうが楽ですね。

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動画ももちろん、モバイルアプリから視聴することができますし、途中に登場する問題もそのまま実装されています。

英語学習だからといって机の上で姿勢よく受講する必要はなくて、好きな場所でリラックスして進めることができるのもいいですね。

これも膨大な学習量と向き合うために作りこまれている機能の一つなのです。

まとめ

というわけで、一ヶ月近くEFイングリッシュタウンをみてきました。

オンライン英会話講座というと、Skypeなどで直接話せることが売りのものが多くありますが、ここまで教材量と進歩のペースに着目しているサービスは他にないのではないかと思います。

ここに前回紹介したグループレッスン、プライベートレッスンを加えると、日本に居ながらにしての高度な語学留学が完成します。

実際、この教材の量ならば多くの人は1〜2年英語漬けになることができるでしょう。その間に身につけられる経験量はなかなかのものです。

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ここまでの機能と教材量にしては、EFイングリッシュタウンはそれほど高価ではありません。上でみた英語16レベルまで、マンツーマンのレッスンがない場合の月額費は6900円になっています。

業界別英語とマンツーマンが入った場合、月額1万円以上といきなり高額になるのですが、これは切り替えることも可能だということなので、特に集中したい期間をこのコースにしてとき、通常はマンツーマンレッスンは都度課金のクーポンで受講するという方法もあるでしょう。

英語と触れ合っているだけならば、たいていのオンライン英会話サービスはそれだけのものを提供することができます。

しかし、しっかりとした教材とコースの流れ、グループレッスンとプライベートレッスンの物量戦となるとEFイングリッシュタウンは個人でも、企業の訓練などでもよい選択肢になるのではないかと思いました。

さて、私はレベル16でも飽きたらなくなりましたので、ちょっとイギリス英語の発音を身につけるために先生を探してこようかと思います。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。