ブログ用の画像を探すならShutterstock/iStockの定額プランがおすすめ

みなさん、ブログのアイキャッチ画像はどのようにして準備していますか?

自分で撮影する写真ではなく、他の画像を利用する場合に使われるのがロイヤリティーフリーの画像サイトだと思います。無料で画像を提供するサイトも数多くありますが、なかなかピンポイントで利用できる質の高い画像には出会えませんし、そうしたものがあったとしても、他のみんなも利用しているためにオリジナル感が減ってしまうという問題があります。

有料のストック画像を使うといいのですが、最近は値段がつり上がっていて1点あたり1500円から1万円以上するものもあるためになかなか手を出せませんでした。

そこで注目したいのが、最近 ShutterstockiStockPhoto などから提供されている定額プランです。### ShutterStock と iStockPhoto

定額プランはもともとプロ向けの、たくさんの画像のクレジット継続して利用している人を想定した定期購読ですが、1ヶ月だけ購読して中断しても画像のライセンスはそのままです。

Skitched 20150204 071551

たとえば Shutterstock は1日につき25枚の画像、ベクター画像などをダウンロードできる定額プランが1ヶ月で32000円、まじめに毎日ダウンロードするなら1枚あたり43円程度になる計算です。

私は毎月これを継続することがなかなかできないので、数ヶ月に一度プランを延長して必要な画像を手に入れるようにしています。

Skitched 20150204 072145

iStockPhoto は昔は安価に画像を手に入れられるサイトだったのですが、Getty imagesが入り始めたあたりから値段がつり上がっておいそれと利用できずにいました。

しかしこの iStock でも定額プランが最近になって導入されました。注意したほうがいいのは、Essentials という全体の 70% の画像が利用できる1ヶ月250点21000円のプランと、Signatureという全てがの画像が利用できる1ヶ月49900円のプランがある点です(年間購読ならそれぞれ16500円、27000円まで下がります)。

一見、Essentialsでよさそうにみえますが、かゆいところに手の届く、思わず利用したくなる画像はたいていSignatureの方に入っていたりしますので、ここはSignatureプランのほうがお得だと私は思ってます。

大事なのは検索力

これらのストックフォトの定額プランはすばらしいのですが、では一日に10枚、25枚とダウンロードしようとしてすぐに困ってしまうのが、どのようにしたら画像をみつけられるかという点です。

ここは長い経験がものをいうのですが、自分のブログの過去のアイキャッチ画像を見渡して、シチュエーションにあわせた検索ワードをあらかじめ何十種類か用意しておくのがいいでしょう。

Skitched 20150204 072942

たとえばこのブログでは「仕事とストレス」といったテーマを扱うことが多いので、「work stress」「work hard」「office struggle」といった関係しそうな検索ワードで3ページ目くらいまでをしらべて候補をあらかじめ購入予定のボックスに入れておきます。

最初のページにけっこうよい画像がでてきますが、いかにも海外のストックフォトという感じのあざとさがあるので、もう少し探していきましょう。

「よい画像」「いかにもな画像」を使うのではなく、自分のウェブサイトのカラーにあった雰囲気のものを選ぶのにわりと時間を費やします。

ライセンスについて注意点

便利なストックフォトなのですが、有料で購入したからといって無制限に利用可能であるとは限りません。

上のプランはそれぞれ Shutterstock、iStock内での「標準プラン」に該当するもので、これらは50万部以上の複製(書籍や新聞の利用を想定)はできない、企業ロゴの一部に使うことはできない、クライアントへの再販もしてはいけないといった制限があります。

それ以外にも、iStockPhotoの場合は年に1度ログインしていないと法的にライセンスが消えますなどといった条項もありますので読んでおきましょう。

記事に画像などいらないという人もいると思いますが、私などは見た目が楽しいので導入部分に画像を使いたいというタイプです。こうしたストックフォトサイトも利用して、話題に合った画像をその都度利用できるといいですね。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。