ライフハックLiveshow #130 「CP+2015」

130回目はカメラと写真映像の祭典、CP+での発表を眺めながら、新しいカメラはどれにしようか悩む回です。

CP+そのものには予定が合わずに行けなかったのですが、今回もとてもよい記事がたくさんありましたのでそれに基づいて「行かずに解説」をしています。これぞライフハックLiveshow の醍醐味です(笑)

また、後半ではカメラの話題が終わったタイミングで入ってきてくださったブログR-Styleの倉下さん(@rashita2)と、「ブログと芸」の話題について話しています。

この話題、もともとはネタフルのコグレさん(@kogure)のプロブロガーに関する話題に端を発しています。

そういう意味では、枯れ始めているというのも当たっているとは思うのですが、既に枯れていた、というのが率直なところで、もともと枯れていたところに花がついたので、まとめサイト全盛の時代において「また四季が巡るのか」くらいの感覚でいます。

[N] プロブロガーになる難易度は上がっているのか?

これを倉下さんが拾い、

ブログとはメディアである。メディアとは、AとBをつなぐ媒介だ。だからAが何を伝えたいのか、Bが何を受け取りたいのかによって、ブログの芸は変わってくる。

もし、Bの数が相当に多いのなら、ブログを生業としていくことも可能なのだろう。ただ、それはブログ全体の話ではない。一部のブログに限られる。

R-style » ブログと、その芸

それを今週のこの記事で私が拾ったという流れがあります。

「書きたいこと」と「書かないこと」が書き手としての私に選び取ることができるものであるならば、「それを読むか・読まないか」という部分が読者の選び取りです。この両者のワルツこそが、ブログの芸なのです。

[L] ブログ論と、芸と、測定不能なもっとも大切なものについて | Lifehacking.jp

ブログを書かない人には関係ない話題のようにもみえますが、実のところネットにおける情報発信におけるセンスをテーマとした面白い流れだと思いますので、知的生産、情報発信に興味がある方は後半だけでもご覧いただければと思います。

さて、次回の131回は珍しく事前告知を行なうことができます。

このほどNPO法人化を果たした日本独立作家同盟の理事長である鷹野凌さん、同理事であり「梅棹本」の共著者であるジャーナリストのまつもとあつしさんをお迎えして、発展期を迎えるセルフパブリッシングについて、作り手の未来について話を伺いたいと思います。

これは必見の回ですよ!日曜日よる22時、ライフハックLiveshowのページからどうぞ御覧ください。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。