コンビニで買えるオンライン学習サービスBenePaの可能性 [PR]

アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークとのタイアップです。

ベネッセの提供する新しい学習サービスBenePaを、いつもお世話になっているアジャイルメディア・ネットワークのご紹介で利用させていただきました。

我が家の子供ももう5歳になって、簡単な計算や、ひらがな・カタカナ・漢字の学習を始めているところです。

しかしこれまで子供が身につけてきた「あいさつをする」「歯を磨く」などといった行動と違って、学習というのは本人にとっても親にとっても新しい習慣で戸惑いがつきものです。

今回紹介していただいたBenePaは子供と親がよりそって、学習のきっかけを掴むのに効果があるのではないかと感じて挑戦してみました。

そのサービスの特徴と、「誰にとって最適か」という部分について考えてみました。### BenePaの利用方法

BenePaはベネッセ・パスポートの略称で、ローソンでプリペイドカードを購入することでオンラインで学習できる仕組みです。500円、1000円単位で購入し、自由に教材を選んで好きな部分を学ぶことができます。

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気になる会員登録ですが、ログインIDとパスワード、そして合言葉のみです。このIDでログインして、買ってきたプリペイドカードをBenePaシステム内の「チケット」に交換するわけです。

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たとえばうちの子供が選びそうな、幼児向けのコースはこのようになっています。ダンス、ひらがな、英語など、勉強の入り口になりそうなものですね。

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まずためしにこちらの「ひらがなあそびパック」を選択してみます。ウェブサイトで買い物をするようにカートに追加すると:

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このようにチケットが不足していると表示されますので、先ほどのカードを使います。

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カードに含まれるコードを入力すると、チケットが発行されます。

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これで、カートのなかの教材をチケットと交換できます。選んだ教材は12ヶ月利用できますので、上の子が飽きるまでは大丈夫そうですが、下の子が学ぶ頃には間に合わなさそうです。

これはあとでも出てきますが、BenePaは本などのように教材を買っているのではなく、「進研ゼミ」などのような個人の進展にあわせたサービスを利用していると考えると理解しやすいでしょう。12ヶ月というのはそういう意味で妥当な利用期間だといえそうです。

BenePaを始めてみる。子どもたちの反応は?

さて、このような流れでBenePaを使えるようになりましたが、実際のところ子供の反応はどうでしょう。幼児向けのコースは動画が中心になっていますので、特に事前に説明することもなく動画をさらりと流してみます。

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「ひらがなのかくれんぼう」ということで、あたまに「し」がつく言葉を探すというテーマの動画が流れます。

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ちょうどテレビに興味がでる年頃ですから、動画が始まると飛んでやってきました(笑)動画の長さは1分程度から3分など、集中力が途切れない程度になっていますので、次々と見ていきます。

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上の子はまだ小学校準備には早いのですが、すでに計算は得意なのでこちらのコースも挑戦してもらいました。ふだん足し算などを意識して教えたことはないのに、子どもならではの集中力を発揮して次々に問題をこなしていきます。

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教材部分にはインタラクティブな音声がでる箇所、クリックして答えを選択する場所など、子供だけでも操作は可能になっています。しかし後述する理由で、たぶんこれは親がやったほうがよさそうですね。

BenePaのメリットと今後

BenePaには幼児向けの講座だけではなく、小学校・中学校・高校まで、さまざまなコースが提供されています。たとえばこちらは高校生用のコースの一覧から。

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このあたりですと問題もかなり難しいので、進捗にしたがって教材が提示されて、基礎を固めないと先に進めないなど、オンライン講座の特徴が出ています。

一方、まだスタートしたばかりのサービスですので、今後のサービス拡充が期待される部分もあります。

たとえば幼児向けのひらがなコースの場合、ベネッセの「こどもちゃれんじ」からの抜粋になるのですべての文字を学べるわけではありませんし、一部、「ひらがなタッチ」などのBenePaサービス以外のサービスの動画も存在します。

現時点では、このオンライン学習だけですべてをカバーできるような網羅的な体系が整っているというよりも、学習のきっかけと苦手箇所を把握するための教材が中心といっていいでしょう。

BenePaはどんな利用の仕方がおすすめか?

それにしても、BenePaにはなんだかこれまで自分が勉強と思っていたものにはない不思議な感覚がありました。

なにより、このBenePaを利用して子どもと一緒に「はじめての勉強」をしていた時間、とても楽しかったのです。

子供も楽しかったみたいで、算数のコースを全問正解させてからも、物足りなそうに子供のための算数の本をとりだしてずっと読んでいます。

親としても、子供がパソコンを操作するのを横で助けながら、「この子はこういうクセがあるのか」「こんな風になっとくしてゆくものなのか」という発見がありました。

よく耳にする話で、勉強のよくできる家庭では、子供が親の目の届く場所で学習しているというものがあります。

親が子供を監視しているのではなく、教材を投げ与えて「やっておけ」というのでもなく、勉強を通して子供がいまどこにいるのか、目を配っているんですね。

オンライン学習の場合、自宅でパソコンでできるという気楽さがありますが、だからこそ子供部屋で勝手にやってもらうのではなく、親の目のとどくところでやってもらい、一緒に学習する。

一緒に学習する年齢でなくなってからでも、親も正答率や苦手箇所をチェックできるのが、子供と親が一緒にとりくんでゆく雰囲気作りによいのではないかと思いました。

子供はあとから親が首をつっこんでくるのは嫌がると思いますが、最初から学習環境が開かれていて、それに馴染んでいれば大丈夫そうですしね。

BenePaの、「好きな場所を選ぶことができる」という特徴はそういう意味でも工夫して利用できそうです。

学習というのは、頭のよさでも、どれだけ歯を食いしばれるかという我慢でもなくて、学んだことのないものに向かってあきらめずに手を伸ばす習慣だといえます。

そういった習慣と雰囲気をつくるために、家庭のなかで学習の様子を開かれたものにする。BenaPaを利用して、そんな環境を作ることもできるのではないか。そんな期待をもちました。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。