紙にチェックしてEvernoteにリマインダが飛ぶ、Evernoteウィークリーダイアリー
新年から使う手帳をもう選んでいるというひとも多いと思いますが、デジタルとアナログの境界、システム手帳のような形式とノートの中間を攻めるのが、Evernoteウィークリーダイアリーです。
モレスキンとのタイアップ製品の新製品であるこのダイアリー、簡素で薄いのですが、ちょっと魔法のような機能が加わっています。
構成は見開き2ページの左側で一週間をカバーし、右側のページがメモとして残してあるウィークリー形式のダイアリーになっていています。
これだけだとなんの変哲もないノートなのですが、それぞれの日付の横にリマインダのボックスが加えられています。このボックスにチェックを入れ、ページを Evernote アプリで撮影すると、チェックの入った日付にリマインダが設定された画像付きのノートが作成されます
こちらがその様子です。いったい、どうやっているのか驚くのですが、実際チェックボックスが入った日付のリマインダが設定されています。やはり日付部分を読み取っているんでしょうねこれは…。すごい!
ノートの最初の部分にはシステム手帳と同じように、世界の時刻早見表、単位計算のページなど、日常的に手元にあると便利な情報や、定規の目盛りなども存在します。
ウィークリーダイアリーということもあって、薄さはご覧のとおり。とても軽くて持ち歩くのに困りませんが、日報などのためにオフィスに置くといった使い方にもよさそうです。
また、これまでのEvernoteモレスキン同様、Skitchシールや、撮影するとタグを割り当てるスマートステッカーなども付属しています。
値段が4000円近くと高いのですが、3ヶ月ぶんのEvernoteプレミアムがついていると考えると、3ヶ月 x 500 円分は差し引いて考えることができます。
アナログとデジタル、手帳とノート
このダイアリーはモレスキンとのコラボレーションということもあって、非常に堅牢なつくりをしているのが特徴です。
手帳にもさまざまありますが、消費し、使い倒すことが前提と鳴っているものから、記録し、保存することを前提にしているものもあります。
Evernoteウィークリーダイアリーは後者、記録をきちんとつけておき、保存し、見返せるようにしておくという設計思想があります。
ページ上のデータをリマインダとともにひとり歩きさせることも、アナログノートだけでは無理な部分を技術的に解決しようとしたものですし、手帳らしさを残しつつ、永年保存するノートのように作ってあるのもモレスキンらしさ、Evernoteらしさで好ましいと思います。
さて、このダイアリー、いまさら手にはいらない!と思うかもしれませんが都内にお住まいの方なら秋葉原ヨドバシカメラ内にある有隣堂でモレスキンのダイアリーフェアが行われています。
Evernoteウィークリーダイアリーにかぎらず、今年のモレスキンのダイアリーはすべてそろっていると聞いていますので、興味のある人は 1/4 までのフェアの期間中、ぜひ足を運んでみてください。