「ものは捨てずにあずける」整理術を実現するminikura MONO [AD]

アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークのタイアップです。 Miinikura1

今年に入ってからゆっくりと、着実に実行している生活の改変に「部屋に置いてあるものを2割」減らすという目標があります。

ものが多くあるだけで、1. それを整理する場所が必要になる、2. 整理するために時間がとられる、3. ものが多すぎるとそもそも片付けるための場所も確保できない、という三重苦にさらされますが、たとえ2割でも減らせれば、大幅に生活はシンプルになるのです。

しかしそうはいっても、ふだんから不要なものをなるべく捨てる生活をしている人にとっては、追加でものを捨てることは難しいでしょう。

多くの「整理術」はここで少しズルい手を使います。「本当はあなたはそれを必要としてないのでは?」「ものに対する執着をなくせば、捨てられるはず」と、原因を持ち主の心の問題にすり替えてしまうのです。

たしかに、無用な執着のために捨てられないこともあるのですが、そもそもそんな決心を簡単にできるなら、整理に悩むことはありませんよね。

でも捨てる必要はないのです。ものは捨てずに預けてしまえばいい。そんなシンプルな方法を提唱するのが、寺田倉庫のサービス minikura MONOです。

AMNのタイアップレビューの一環で、minikura に取材させていただく機会がありましたので、この便利なサービスについてまとめておきます。### あずけたほうが得な、250円/箱。30点まで撮影も

トランクルームというと、よく幹線道路わきに置かれた貸しコンテナを思い出すかもしれません。夏は暑く、冬は寒く、どうも汚くてものを預けたい雰囲気ではありません。

minikura MONO はそうしたトランクサービスとはサービスの質で一線を画しています。倉庫は湿度は年間を通して40-65%、温度は保管されたものが内外気温差で傷まないよう、10-28度でゆるやかに変化するように管理されています。

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保管料は一箱につき一ヶ月で250円。預入は無料ですし、一年以上保管していた荷物については取り出しも無料です。また、ここが他のトランクサービスとは大きく違う点ですが、送られた箱はスタッフが開梱して、30点までのアイテムを撮影してくれます。撮影されたアイテムはウェブから確認できますので、箱に放り込んで送るだけで、もちものの目録ができあがるわけです。

実は今回 AMN のタイアップレビューのお話をいただくまえから、我が家ではminikuraをヘビーに利用していたのですが、10箱という、軽く一部屋分の荷物を預けても一ヶ月に2500円、一年間で3万円程度です。

ものの置き場所を増やすために一部屋大きな部屋を借りて住んだなら1ヶ月の家賃が3-5万円増えてしまうのですから、心地よい部屋と引き換えなら安い計算になります。

クリーニングやオークションに出せる minikura MONO

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さて、minikura には MONO とは別に minikura HAKO という、箱のまま預けて撮影が行われないサービスもあります。

私も最初は「30点では少ないのでは」と思って minikura HAKOを利用していたのですが、今回の取材でminikuraの担当者にうかがったところ、たとえば複数の本を一つに括ったり、容器類におさめてある分には、それを1点と数えて撮影をしてくれるのだそうです。

すると、どの箱に何を入れたのかをほぼ気にする必要なく、どんどんと詰めて送り出してしまうだけで部屋が整理できてしまうということになります。

また「箱を開けるサービス」だからこそできることもあります。

たとえばminikura MONO のアパレルキットで送った服をクリーニングに出しておいてもらう、VHSテープなどをデータ化する、といった追加サービスが別料金で存在します。

minikura MONOのウェブ画面から預けた品をそのままヤフオク!に出店することも可能です。minikuraスタッフの美しい撮影画像を使って出品し、落札時には全国一律800円で1点から品物を送れます。

売ると決めたものが実際に落札されるまで部屋の場所ふさぎになっているのはストレスですから、minikura MONOを使えば在庫をたくさん抱えている人がそれを自宅のそとに追い出すことができるとともに、配送伝票で自分の住所を相手にしられずにすむというメリットがあります。

minikura MONO、預入から入庫まで

実際に minikura MONO を預ける流れをみてみましょう。

minikura MONOを使うには、まずアカウントを作成し、課金に使うクレジットカード情報などを登録してから、箱のキットを購入します。

キットが届いたら、梱包です。私が預けるものは目安として「1年に1度触るか触らないか」という頻度の捨てられない昔の書類、子供の描いた絵や工作、そして雑多な土産物などの小物です。

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たとえばこちらの本。もう内容はかなり古いのですが、祖父母が子供の頃に贈ってくれたものだと思うと、捨てられません。

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こちらも祖父が米寿の時に作った記念の時計ですが、普段使うには重すぎて、置き場所がありません。でも捨てるには忍びないのですね。

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こちらが minikura MONO のレギュラーキットの箱。40cm四方ですので、かなりの大きさです。

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さて、今回は多少大きなものもいれていましたので、ここまでつめて28点です。この個数を登録カードに記入して、箱に入れて封をします。

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この通り。あとは minikura から送られてきた後払い伝票を貼って荷物をだします。

入庫、確認

荷物がminikuraの倉庫に到着すると、メールで連絡がありますので「入庫」の手続きをします。ここで箱について自分にわかりやすい名前をつけるなどして、ウェブ上で整理することができます。

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送ったもの品物が撮影され、一覧表になった様子がこちらです。

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一点ごとに表示すると、このように品物の名前、備考をかいた上で「ヤフオク!に出品する」をクリックすれば少ない手間で出品ができます。

まとめ

今回の取材では、minikura の倉庫ではないのですが、寺田倉庫のワインの倉庫なども見学させていただくことができました。「空間に付加価値を加える」という、寺田倉庫のコンセプトが前面に出た、とてもおしゃれな空間でした。

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こちらはひんやりと14度、湿度70%に管理されたワインの棚。オーナーが自分でここに預けに来るそうですので、ただの倉庫にいれるよりは、こうしたシックでライティングもされたトランクを使うのは満足感も高そうです(ただし、このサービスはminikuraよりも高いですが…)。

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ハイエンドでは部屋単位でワインセラーを借りるオーナーも。ここで好みのワインをあけて、小さなパーティーを開くことができる部屋もありました。こうしたところがトランクサービスの枠を越えていますよね。

minikura MONO が保管されるのはこことは別の倉庫ですが、この写真からも、寺田倉庫が保管という、ちょっと地味で付加価値がつけにくいのではないかという業種に独特のイノベーションをもちこんでいる様子が伝わるかと思います。

「ものは捨てずにあずける」というのは、少し生活のなかでのものとのつきあいかた、考え方に変化が必要です。これは初めてDropbox やEvernoteを使ったときとどこか似ています。

クラウドにどんどんと情報を安心して置いていいんだ、と理解したあの瞬間のように、ものは預けてしまって、必要に応じて出庫してもトータルなランニングコストはかえって低くなるのだと理解すると、minikuraのサービスがピンとくると思います。

我が家ではこのまま季節衣類などもすべてminikura MONO に出してしまい、半年ごとの回転ルーチンを作っていくことも考えています。今後も、折にふれてminikuraとのつきあいかたをご紹介できればと思います。

まずは1個目から!ものを捨てずにあずける生活、いかがでしょうか?

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。