「できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド」発刊しました!

最新の Evernote 本、インプレス社の「できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド」が発刊しました。私にとっては名前が載っているものとしてはなんと17冊目の本になります。

今回もみたいもん!のいしたにまさきさん、ネタフルのコグレマサトさん(@kogure)との共著ですが、実はアンバサダーだけで書いた本としては初なのではないでしょうか。

内容もツールとしての基本の使い方のみならず、活用方法にさまざまな面から踏み込んでいます。これまでの本と何が違うの? というと、やはり成熟してきた Evernote を「自己流に」使いたおすノウハウに特化した点です。### 「使いこなす病」から脱却しよう

いまでもよく耳にするのは、「Evernoteを使いこなせていない」という多少真面目で、遠慮した言葉です。

しかしEvernoteはある用途に便利なツールに過ぎませんので、必要のない人には必要がありませんし、そして使い方にも上下があるわけではありません。

なにもノートブックを番号で管理しなければいけないほどたくさん使ったり、タグが数百あったり、全機能を使っていなければEvernoteを使いこなしていないわけではありません。もちろん、毎月の容量を使いきらなければいけないわけでもありません。

そうした、難しいノウハウになることなく、最低限のテクニックで最大限のメリットを得るために工夫されているのがこの本ですので、とくに周囲の人で、パソコンが苦手、Evernoteが初めてというかたにおすすめしていただければと思います。

Evernote とその未来については、これからがまさに第二段階という印象もあります。そのあたりは今週のライフハックLiveshow #95 「Evernote」にてブログR-Styleの倉下忠憲さん(@rashita2)とともにお話しています。こちらも時間があればぜひ御覧ください。

なんと17冊目!

そして今回のこの本で、名前がのっている本としてはなんと17冊目になります。本を書こうと思って活動をしているわけではないですが、ありがたいことにさまざまな形で声をかけていただき、一つ一つ地味に原稿を重ねてきてこうした数字になりました。これまでに買ってくださったかた、読んでくださったかた本当にありがとうございます。

Amazonにはすでに嬉しいレビューが届いています。

Evernoteが好きで好きでしかたない人たちが、 Evernoteの素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたくて作った本、と言う感じ。

プレゼンでもなんでもそうなんだけど、作り手の対象に対する思いと言うのは、聞き手に伝わるもので、 この本も著者の熱い思いが伝わってきた。

そうなんですよね。共著で書いている著者たちも、今回編集をとても頑張ってくださった「できる編集部」も、共通しているのはEvernoteへのこだわりや愛です。

これは日常的に便利に使っているからこそ生まれてくる感情で、本という形でなにかお返しができたのなら、そしてまだEvernoteを知らない人に何かを伝えることができるなら本当に嬉しいです。

これだけの本に携わると「もう作家ですね!」と時折言われますがまったくそんなことはありません。言葉を書くのが大好きなので、これからもコツコツと仕事をつないでいけたらなというだけです。

最新のEvernote本すでに書店めぐりをしていまして、若干の数ですが、丸の内丸善本店、新宿紀伊國屋書店に、サイン本が並んでします。書店で購入を検討されている方はどうぞお早めに!

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。