船の中でも「撮れるカメラバッグ」と「ひらくPCバッグ」が大活躍

いつも便利に利用している「撮れるカメラバッグ」と「ひらくPCバッグ」ですが、今回の航海では情報発信が仕事になっていますのでカメラを詰め込んで船で使っています。みたいもん!のいしたにまさきさんプロデュースのカバンが北極に勢ぞろいです。

最初は船に乗るまでの手荷物用のバッグのつもりでしたが、船という環境、というよりも、両手が空くことが要求される環境ではやはり強いのだなと再認識しているところです。

手が空いていることは安全ということ

たとえば船のデッキ上で観測の合間に撮影をする、レンズを替える、カメラを替えるといったことをする場合でも「撮れるカメラバッグ」が威力を発揮してくれます。

氷点下の気温で甲板が凍っている際、あるいは北極特有の霧雨が舞っているとき。こうしたとき、ヘルメットを着用すること、両手が空いていることは安全のための絶対条件ですから、移動する際はバッグを腰の後ろにやって安全確保して移動、バッグを前に回して撮影、というわけです。これ、カメラだけでなくて甲板作業の工具入れとしても使えるのでは…。

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「ひらくPCバッグ」にしても同じです。

船室と、データ処理室という仕事部屋とのあいだをPC、ケーブル、カメラ、資料、手帳など様々なものをもって移動することが多いのですが、船の急な階段は両手を使えるようにしておかないと危険です。

とくに揺れている時など、階段を降りている際に、降りている方向にむかってつんのめることだってあるのですから、オフィスに必要なものをバッグに詰めて置けるのは安心です。

こうして考えると安全上「両手を使えないと困る」という場面でもPCやカメラ、周辺機器、工具、その他の雑多なものを持ち歩くのにもこの仕様はよいわけですね。

ちょうど「ひらくPCバッグ」が一万円プライスダウンという話題も飛んできましたので、検討していた方はチャンスかと。

ところで船のうえにはブロガーズトートも偶然持ってくることになったのですが、こちらはといいますと、やはり両手が使える洗濯物入れとして、日々の生活に役立ってくれています。

両手が空くのは正義!ですね。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。