ライフハックLiveshow #59 / #60 しゅうまいさんの回と WWDC 総復習の回

Lifehackliveshow logo1

毎週日曜日夜22時の生放送番組、ライフハックLiveshow、第59回目と60回目についてまとめます。

#59回は「しゅうまいの256倍ブログ neophilia++」で、最近テレビでも活躍されていたブロガー、しゅうまいさん(@shumai)をお迎えして、話題になっていた相貌失認について、しゅうまい流ブログ術について多いに語っていただきました。### #59 「PRISM計画」

番組冒頭は突如持ち上がったアメリカ政府によるインターネットの情報傍受の話題について速報的に扱っています。これ、ひょっとするとオバマ大統領の legacy に関わりかねない、大事になっていますね。

また、放送中にはまだそこまで明らかになっていませんでしたが、今回アメリカ国家安全保障局 NSA の機密を暴露したスノーデン氏はなぜ香港を潜伏先に選んだのか、など、いろいろと情報が錯綜しています。

後半はすべてしゅうまいさんのブログと、最近俳優のブラッド・ピット氏が告白したことで急に注目を浴びた人の顔を覚えられない症状、相貌失認の話題についてでした。

しゅうまいさん自身が検査をうけて相貌失認であることをブログやNAVERまとめでも書かれており、ブログを通してフジテレビの取材などをうけておられます。

とても興味深かったのは相貌失認が「単に忘れやすい」というのではなく、顔のパーツからなる顔全体を統一的に認識できないという状態で、これも程度によって幅広いスペクトルがあるという点でした。

また、しゅうまいさんがなぜ顔出しで情報発信をされるのかといった点についても踏み込んで、やはりブロガーというのはパブリックに生きるちょっと珍しい人種だと自分のことも含めて思うことしきりでした(笑)。

#60 「フラットデザイン」

#60回は WWDC まとめとして、ハードウェアについて、OSX について、iOS7 のデザインについての3つの話題を中心にお届けしました。

なぜフラットデザインが必要になるのかという部分についてはいしたにさんの解説がとても納得のいくものです。

リンク: WWDC2013キーノート、iOS7のフラットデザイン&レイヤーの採用は画面の狭さを解決するアップルの円熟となるか?

一方で、最近ではiOSそのもののユーザーインターフェースを利用しないアプリも増えてきていて、インターフェース自体が古くなりつつあったのを巻き返したという視点でもみることができます。

あまりに急激な変化なので批判も多くなっていますが、それ自体はこれまで OSX でもみてきたことで、いずれ慣れるとおもいます。それよりも興味のあることは、この新しい iOS が新しい人間と機械の界面を作れるかです。

iPhone のインターフェースのデザインは「電話はさわって操作するもの」「写真はピンチするもの」といった人間と機械との間の対話方法に新しいパラダイムをもたらしましたが、そこに新しい進化を付け加えるための下地があるのか否か、こればかりは触って日常的に使わないとわからない気がします。

番組最後には、以前から拝見しているブログ「なまら春友流」の春友さん(@spring_friends)がなんとラーメン屋「らーめん春友流」を開店されるということで、オープン直前レポートをブログ、タムカイズムのタムカイさん(@tamkai)にうかがいました。

今回もブログ「むねさだブログ」のむねさださん(@mu_ne3)にもゲスト登場していただき、楽しい会になりました。

ライフハックLiveshowの視聴ページつくりました

さて、ずっと1年位上サボっていたのですが、ライフハックLiveshowの視聴ページを当ブログの一角に作成しました。

日曜22時になりましたら、こちらに動画ストリーミングの埋め込みを行いますので、こちらでもご覧いただくことができます。また、YouTubeのチャンネルを登録いただければ、YouTubeアプリなどでもバックナンバーを試聴することができます。こちらもあわせてご利用ください!

さて、今週の話題はなんでしょう。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。