3カラムになったGoogle+をGoogle Reader代わりの情報ハブとして使ってみる
Google I/O で全面的にアップデートがあった Google+ ですが、Pinterest を彷彿とさせる最大3カラムのレイアウト、チャットと統合されたハングアウト、そして自動的に写真を GIF アニメやパノラマにする機能など、情報やコンテンツを消費する場所として地味に便利になりつつあります。
「FacebookやTwitterほど友人やフォローしたい人がいない」という理由で敬遠されがちなGoogle+ですが、すでに多くのウェブメディアはコンテンツがアップされるたびにGoogle+への投稿も行なっています。
そこでちょっと便利なのが、Google+にフォローしたいブログなどの専用サークルを作り、新着の投稿を一気読みする方法です。Google Reader で最も読んでいるブログなどを一部移動するのにも使えます。### 3カラムで威力を発揮するGoogle+の情報ストリーム
Google+を普段使っていないなら、これを機に一つ情報収集用のサークルを作ってみることをおすすめします。
左上の「ホーム」で引き出せるカラムから「つながり」を選び、「あなたのサークル」タブを選んでサークルを編集します。ここで適当に新規にサークルを作りましょう。
サークルには Google+ に新着情報を投稿しているメディアを追加していきます。私は海外の IT ニュースを読むことが多いので、ひとまず Read/Write や Gizmodo や Lifehacker や Wired や Vergeなどを入れています。
探してみれば、これが案外あるのです。
たとえば Googleの様々なサービスの更新を追うのであれば、Google 本体だけでなく、 Google Japan、Google Maps、Google Drive 、Gmail、Google Chromeといった個別アカウントも追加したいところ。
もちろん有名アカウントやブログのサークルを作ってもいいでしょう。日本のブログだと Mac お宝鑑定団やネタフルのコグレマサトさんなどはすべての新着記事をGoogle+に投稿しています。もちろん私もですが。
あとはこのサークルを選択してストリームを見るだけです。サークルを整理する際に、最初の数個のサークルは常に上部のタブに表示されますので、よく利用するストリームならばそこに配置しておくのがよいでしょう。
人気記事が自動でわかる3カラムの利点
こうしてGoogle+のストリームとして新着情報を読むのにはいくつか利点があります。一つは、人気のある記事がすぐにわかる傾向にある点です。
たとえばこちらの記事は人気があるので3カラムを横に広がって表示されています。+1 の数と再共有の数で自動的に大きさが変わりますから自然と目がいきます。
また、記事の画像や動画がストリーム内で確認できるのも良い点です。特に動画の場合、その場で確認できるのは楽ですね。
まだまだ好みのウェブサイトがGoogle+に参入してなかったり、Google+だけでは完結しないという面があるのですべてをここで、というわけにはいきませんが、すでに海外のニュースソースをざっと数百個ほど数分で流し読みするのにはこれで十分というところまできています。
これをみていると、やはり Google+ は SNS なのではなく、人がコンテンツをシェアするためのプラットフォームなのだなということが見えてきます。ぜひこの機会に試してみてください。