Evernote Devcup 2013 Kick off & User Meetup に参加しました

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先週の話になりますが、Evernote CEOのPhil Libin氏をお迎えして開催されたEvernote Devcup 2013 Kick off & User Meetup に参加してきました。Evernote Devcup は Evernote プラットフォーム上でのアプリやサービスを競う大会で、入選は9月に行われる予定の Evernote Trunk Conference で発表される予定です。

今回はそれに先駆けてDevcupの目的や選考基準についての説明がされました。Evernoteが独自のプラットホームとして広がっていることを示す温かいイベントになりました。

「Evernoteがなくては生きていられなくなるようなアプリを」

数年前、Evernote Trunkが出てくる直前に私は Phil から"This is going to be huge" 「すごい発表があるんだ」とウインク付きで言われていました。

発表された Trunk をみて、これはどういうことだろうと首をかしげたのを覚えでます。それから時間がたち、ようやくその判断の凄さがよくわかるようになってきました。

ツイッターがサードパーティーのアプリによって発展したようにEvernoteも、ユーザーが作るアプリによって豊かになっています。

しかしツイッターと違うのは、Evernoteは独自のiTunesストアやGoogle Playのようなアプリストアを用意しているという点です。

そしてここにはアプリだけでなく、書籍や物販まで、Evernoteを取り巻くすべてが乗っかってくるのです。リアルな世界とクラウドをつなぐサービスだからこその多様性ですね。

今回ここに集ったユーザーはみな、その凄さを理解していて、そのプレイヤーの一人なのです。

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私が遅れて来場した頃にはすでに満員だった会場。壇上にはEvernoteエンジニアの佐藤さんが立っていて、「Evernoteがなくては生きていけなくなるようなアプリを作ってほしい」というメッセージを伝えてました。

そう、Evernoteを使って良いアプリを作るということは単に便利なものというのを越えて、生きていく上で必要不可欠な記憶へのアクセスを楽にするんですよね。

他のプラットホームなら、なんという大言と思うかもしれませんが、Evernoteだとそれは必然なのです。

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Philにもお会いできました。とても忙しそうで少し体調が心配なのですがいつもの通り客をエンターテインしていました。

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モレスキン・スマートノートも会場にたくさん並んでいました。こちらもそろそろ店頭販売開始ですね。

まさにEvernoteがリアルな製品ににじみ出ているいい例と言っていいでしょう。

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開発者の紹介やサードパーティーの製品の紹介のあと、最後の写真撮影。

Evernoteジャパンのメンバーも増えて楽しそうです。今後ますますの発展を期待しています!

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いや、本当に楽しそうだな…(笑)

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。