セミプロブロガーの憂鬱:#08 道のりを照らす先輩ブロガーをみつける
ブログがいくら自由といっても、どのように記事をかけばいいのか、どのようなスタイルを作ればいいのか迷うことがあります。
そうしたときに、いつでも参考にすることができる「先輩ブロガー」を探しておくことは自分自身の道のりを照らすことになります。
Lifehacking.jpは国内のブログよりも、海外のブログの更新スタイルを真似ているところがあります。そして当初から、常に参考にしてきたメンターとなるブログがいくつかありました。英語のブログばかりですが、普通はあまり読まれないブログだからこそメンターとしての効能は高まります。3つを選んでご紹介しましょう。
Problogger
オーストラリア在住の Darren Rowse さんのブログ、Problogger は元祖「プロブロガー」として知られています。
ブログのみで6桁の収入を稼いでいるというエントリーで一躍有名になった Darren さんは、このブログ以外にも Digital Photography Schoolなどといったサイトを維持しています。
彼のサイトは常に「長期で読者を獲得すること」「長期でスタイルを開拓し、維持すること」を目指したアドバイスや、ゲスト記事が更新されています。
今週だけで「最も読まれる記事をキュレーションする」といった話題や、「ブロガーとしてありのままであることについて。事例から」といった記事が更新されています。
Copyblogger
Copybloggerは、コピーライティングと、ブログを組み合わせた名前のブログで、ブログの運営方法や、マーケティングについて更新されています。
ブログを一つの企業として扱い、そのマーケティングを行うつもりで自分のブログを客観視してみると、意外なほどに手をいれる場所が見えてきます。
タイトルの付け方、文体、本や製品などへの導線などのように、小規模から中規模のブログが考えることができるマーケティングの考え方がまとめられています。
Freelance Switch
Freelance Switchはその名の通り、フリーランスのためのブログです。インターネットを利用して集客をしたり、仕事をするタイプの人のための、話題が満載になっています。
この「ネットを通して」という部分が肝心で、ソーシャルメディアの活用法、ネット越しの仕事の仕方といった実務的な話題が中心になっています。毎週のコミック、Freelance Freedomもユーモアにあふれていて、これだけのために購読している人も多くいるほどです。
国内のブログ
国内のブログはというと、もちろん目標としているブログは数多くあるのですが、実は参考にすることはあまりありません。
国内の「プロブロガー」的な手法にはいくつかの流派があると思いますが、どれも似通ってくる部分があります。
似ているブログは決してその源に追いつくことも超えてゆくこともできません。横目で見ながらも、独自のものを目指したほうが労少なく実りも多い気がします。それで、あまり人が目を向けることがない欧米ブログが主なメンターとなっているのです。
この点はとても重要なのであらためて考える価値がある点です。あなたはどのようなブログをメンターと仰いでいますか? そしてそのブログに追いつくだけではなく、別の地平でそのブログを超えられますか?