どこかになくした「やる気」を探し出すチャート
疲れているとやる気を出すためのやる気さえないという精も根も尽き果てた状態を迎えたり、仕事を先送りしたくなります。
そんなときに、意思の力で無理矢理進もうとするのではなく、目先を変えてみることで作業を楽にできます。でも目先を変えるといってもどうやって…?
そんなときに使える手段を一つのチャートにまとめたものが alexvermeer.com で公開されていました。壁紙サイズですので、好きな大きさでダウンロードできます。### チャートの使い方
このチャートの使い方を理解するには、ちょっと冗談のような「やる気の式」を見る必要があります。目の前の仕事の価値や、緊急性、あるいはその人個人が物事を先送りすることにどれだけ負荷を感じるかといったものをとりいれて、その式はこのように書かれます。
ようするにこれは「成功の確率が高ければやる気は増す」「実行する価値が高ければやる気は増す」ということと、「緊急性が高いとかえってやる気は下がる」「先送りに対するストレスが大きいと、やる気は減る」ということを言っているわけです。何も数式にしなくても、という気もしないでもないのですが…。
上のチャートは、この式に着想を得て「価値を増やす」「緊急性を減らす」「成功の可能性を高める」という軸で目先の変え方を与えてくれます。
まず、何を避けているのかを自分で明確に意識します。案外、これをするだけでも効果はあるのですよね。
左側、青い列には「価値を増す」項目が。なかには「十分寝ろ」という身もふたもないものもあるのですが、「タスクについて知っている人を作ることで責任を増やす」などといったものもあります。ふむふむ。
緑の列は緊急性の制御です。リマインダの設定、ネガティブ・ペアリングの話などがでてきます。
縦の軸は「成功する気をおこさせる」軸で、基本的にストレスを下げるためのヒントが並んでいます。
こうしたチャートを使わないといけないのもかなりの重症という気もしますが、「やる気がでないのは自分がいけない」「自分がダメなせいだ」と考える前に、その考え方自体や、仕事の進め方に無理がないか一歩引いたところから見るために利用すると良いのかもしれません。
リンク先からは大きなサイズの画像をダウンロードできますのでぜひEvernoteにでもいれておいてください。
How to Get Motivated: A Guide for Defeating Procrastination | alexvermeer.com (via Lifehacker)