有楽町Moleskineアトリエで「すべて」のモレスキンをみてみよう
「こんなにあるのか!」というのは、実際にすべてを目の前にしてみないと実感できませんでした。
国内では初となるモレスキンのショップが有楽町LOFTの店舗内に開店しましたので、そのオープニングパーティーに参加してきました。
このショップが開店された大きな意味は、大型書店でも膨大なラインアップの一部のサイズ、シリーズしか置いていないことが多いモレスキンが「すべてここにある」という状態が実現されたことです。
いわゆる「ほぼ日手帳」や「フランクリンプランナー」といった機能的なノートや手帳は購入の目的にわりあい指向性があります。しかしモレスキンは、まだ自分がそれを手にしたところを想像できないノートもたくさんあります。
このショップを訪れた人は、きっと店からでるまでに一冊くらいは「このノートを手にしたら何が起こるだろう」と触発されるものをみつけられるはずです。
店とオープニングパーティーの様子を写真でまとめましたので、ぜひ雰囲気を感じ取ってください。
発売したての、Star Wars 2013 スケジュールノートです。スターウォーズの名台詞が表紙に刻印されており、内表紙もそれぞれにあわせたグラフィックになっています。
最初この台詞は正確だっただろうかと思った暗黒卿のノートですが、“Don’t Underestimate the Force” は Episode 4 のターキン総督との会話での台詞ですね。
Darth Vader: A tremor in the Force. The last time I felt it was in the presence of my old master.
Governor Tarkin: Surely he must be dead by now.
Darth Vader: Don’t underestimate the Force.
実にふさわしいと言わざるを得ません。
すべてのノート、ということはプレーン、ルールド、スクエアードだけでなく、それぞれのサイズもカバー材質もすべてそろっています。
予約開始中のEvernoteスマートノートブックは展示ディスプレイの中でした。さる筋からの情報によれば、Evernoteスマートノートブックの日本での売れ行きは「米国のそれに匹敵する」のだそうです。
また、罫線のノートよりもスクエアードが人気という、通常のモレスキンの人気ラインとはちょっと異なる展開をみせているのだとか。
モレスキンではノートに書き込むためのペンもさまざまな種類を開発していますが、普通の書展では扱っていませんし、書き心地を確認することもできませんので、こうしてすべてが試せるのはいいですね。
モレスキンはスマートフォン用のシェルケースや鞄なども展開していますが、こちらもなかなか手にする機会は少ないので実際のサイズや材質をショップで確認できます。
モレ本もちゃんと置いてありました! が、オープニングには1冊ずつしかなかったのでちゃんと取り扱われているのかいささか心配…。
天井のミラーで店を一望。反対側の壁にはモレスキン以外のブランドも展開しています。
モレスキンのアジア・パシフィックの代表も来られていたので挨拶できたのと、いろいろと質問することができました。たとえば Evernoteスマートノートブックの紙は他のモレスキンとまったく同じだという点などです。
ショップにはモレ本の共著者でモレスキナリーのYokoさん(@yokonotes)、みたいもん!のいしたにまさきさん(@masakiishitani)も来場していました。Yokoさんはいしたにさんの新刊「あたらしい書斎 」に登場予定ですのでこちらも要チェックですよ!
ショップにはモレスキンの仲間たちも数多く来場してました。
あまり表では評価されることが少ないと思うのですが、日本におけるモレスキンの受容を支えているのは過剰なまでの愛情でノートを使うこうした皆さんなんですよね。
モレスキンはこうしたユーザーコミュニティーの存在を知りつつも、これまであまり積極的にソーシャルな展開などをしていないのが実にもったいない気がします。
たとえば今回のオープニングイベントもハッシュタグがないのであとでいろんな視点からのつぶやきを集めることができなかったのはいろいろな意味で実にモレスキン的でした。
ですからこのモレスキンショップの開店はとてもめでたいのですが、ショップの案内にあるこの一行:
アーティストによるさまざまなコンセプトのワークショップやイベントを定期的に開催予定です。
ここは「アーティスト」に限定せずに、ぜひモレスキンファンも含めて広く場を解放して、まだ出会っていないファン同士が交流できる場所にしていただけるとうれしいなあと思う次第。
しかしとにかく、これだけのモレスキンが集まっているところをみるのは圧巻ですので、有楽町に立ち寄ることがありましたらぜひLOFT内、Moleskineアトリエにも足を伸ばしてみてください!
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