するぷろ for iPhone で移動しながらブログを書くときに意識した3つの「心のギア」 #pbamn
横須賀から品川、そして御茶ノ水へ。
先ほどの二つの記事は、「コグレ・するぷのプロブロガー養成セミナー」に参加するために移動している電車のなかで「するぷろ for iPhone」で下書きをして、その後腹ごしらえのために15分だけ立ち寄ったハンバーガーショップで画像などの整形を行い、投稿しました。
移動している時間を活用してiPhone を使ってブログを更新することができれば、記事を一日に2つ、3つと増やしてゆくことができます。
あるいは、家族と過ごす時間とブログを書く時間とを天秤にかけなくてもよくなります。
しかしなかなかiPhoneでブログを書くのは、キーボードに向かって書くのとは違っていて、どこかでブレーキを感じていました。それを今回少しだけ乗り越えられた気がするので、脳が熱くなっていて忘れないうちにまとめておこうと思います。
(なおこの記事は、プロブロガーセミナーのワークショップの一環で書いています。実は今まさにセミナー中!)### 素材と文章を分割する
「するぷろ for iPhone」をご存じない方のために解説しておくと、このアプリはブログ、和洋風のするぷ(@isloop)さんが自分のブログを更新するために開発されたアプリです。
一行目は表題、2行目からが本文、そして左右にスワイプすることでまえがきの部分と「続きを読む」以降に登場する本文の欄を切り替えることができるという簡単な作りをしたアプリです。また、写真をまとめて流し込むと、リンクなども自動的に作成するという機能も存在します。
「するぷろ for iPhone」が得意としているのはたとえばグルメレビューのように、連続した写真を流し込み、そのあいだに解説を加えてゆくような構造をもった記事です。
するとここで一つの「心のギア」があることに気づきました。アプリのレビューや、グルメレビューだとわかりやすいように、素材部分と文章とを分けて考え、あらかじめ先に画像素材などをスクリーンキャプチャー、あるいはフォトストリームという形で手元に揃えておくと、装飾としての文章を加えるだけですむので、指先だけで書く際に気持ちのうえの負担が減ります。
見た目と決別して書く
するぷろには簡単なプレビュー機能がありますが、これを利用しないでただ文章を書いている方が楽だということも気づいた点です。いうなれば、「見た目を気にする時間」と「書いている時間」の分割です。これが2つ目の「心のギア」です。
私の場合、段落の長さや見た目もきなって仕方がないのですが、iPhone で書いている時にこの両方を気にしていてはかけないわけです。たとえば HTML タグを入力するのもあとまわしにして、基本的な文章の構造のみを80%の段階まで仕上げたほうが速く投稿にもっていけそうだと見積りました。
説明と結論の分割
3つ目は説明が難しいのですが、ブログ記事の価値を生み出す「結論」や、最も重要な論述の部分と、単純に機能などを説明している部分を分割するのも効果的だと思いました。
「結論」は一番不安なところです。「投稿」ボタンを押すのを控えてしまうポイントです。ここだけはなんとなくフィーリングで落とし所を模索した状態で下書きを終わらせておき、最後にするぷろからドラフトとしてアップした記事を推敲する段階で、まるで誕生日ケーキに最後のトッピングをするような感覚で「乗せて」いきます。
これは仕事全般でも応用のきく考え方だといえるでしょう。
仕事の重要性を決める部分は「見た目」ではないことが多々あります。しかし「見た目」をしっかりさせないと伝わらないこともあります。
この2つを同時にバランスさせるよりは、時間というナイフで分割することで作業全体を加速させているといえるでしょう。それがするぷろの場合、移動している時と、座って最後の仕上げをしているときにきれいにわかれたわけですね。
iPhone でブログを書く人は増えていると思いますが、なにかのヒントになれば幸いです!
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