自動で運動ライフログがとれる Fitbit Ultra は連携ワザが最強!
先日 fitocracy を紹介したばかりというのに、その直後にこの fitbit ultra を手に入れて最近ちょっと夢中になっている @mehori です。
そもそもライフログというのものはその始祖といえるゴードン・ベル が追究したとおり、なるべく自動で情報を集められてなんぼです。がんばってアプリに情報を入力しなければいけないのは、それしか方法がないからそうしているまでのことで、本来は自動でログができることが理想的です。
そこで運動については、身につけることで自動で運動をログしてくれる万歩計のようなものから、nike+ fuelband や Jawbone UP といった製品がありました。
ただ、これらの製品はリストバンド型のものが多くて、腕時計さえまめにつけない私にはなかなか面倒でした。そこで注目したのがクリップ型で服などに付けておくだけでよい Fitbit Ultra です。
そして始めてみてわかったのが、Fitbit の強みはガジェットの機能ではなくて、そこから連携するアプリやサービスの多彩さだということです。これは健康系ガジェットで最強かもしれません。### Fitbit Ultra でできること
Fitbit Ultra はクリップ型の形をしていて、これだけで歩数と、それに連動した距離・カロリー消費量がわかります。また、高度計が内蔵されていますので、どの程度階段をのぼったかがわかります。
ストップウォッチ機能は睡眠ロガ—としても機能しており、就寝時と起床時にボタンを長押しすれば、眠っている間の動きを記録して熟睡している時間も計算してくれます。
特筆すべきはこの階段の数で、本当に正確に1階登ると、一つだけ数が増えます。階段をよく利用した日には「本日は○○階分、○○フィート登りました」というメールが送信されてきます。これはついつい階段を使いたくなります!
情報はパソコンに USB 接続された充電器を兼ねたベースに無線で伝えられます。ですので、充電器にささなくても、帰宅してこのベースの近くにやってくるだけで自動的に情報が fitbit.com に送信されて集計されます。
Fitbit.com と Fitbit アプリ
Fitbit の情報は fitbit.com のログとして蓄積されます。Fitbit Ultra で記録できる情報以外にも、食事、実際に行った運動、飲んだ水の量、体重などが登録できます。
そしてこれらの情報は Fitbit の iPhone アプリと同期させることが可能ですし、アプリ側から情報を編集することも可能です。このあたりは Runkeeper を使っている人にはなじみ深い流れだと思います。
でもFitbit の本領、それはサービス連携
しかし Firbit のすごいところはむしろ、上記の Fitbit.com 以外のサービスやアプリと連携できる点にあります。たとえば Lose it!という、食事のログをとるサービスがありますが、Fitbit はこのサービスとアプリとも連携をすることができます。
Lose it! はカロリーマスターのように食事と運動をログするサービスで、そのiPhone アプリ(アメリカの iTunes App Store から購入可能)は、欧米の食品のパッケージのバーコードをスキャンするだけで栄養価を自動で読み込んでくれるすぐれものです。
Fitbit を Lose it! と連携しておけば、 Lose it を経由して登録した朝食・昼食・夕食のカロリー数が Fitbit.com 側にも反映されます。また逆に、Lose it! 側でも Fitbit が送信するログからカロリー消費量を適宜補正することもしてくれます。
また、Lose it! は Withing の Wifi 体重計とも連携しますし、Fitbit は Runkeeper とも連携します。つまり Fitbit Ultra を中心として、さまざまなログが自動で連携してゆくのです。自動ライフログ万歳!
複雑ですのでまとめると、今私がやっている連携はこんな形になります。私がやらなくてはいけないのは、食事のログを入力する部分と、体重計に乗る部分です。あとは運動の際に Runkeeper を設定するなどをしておけば自動的にログがたまっていきます。
Fitbit Ultra のサイズや、実際に動作している様子については見てみないとわかりにくいと思いますので動画にしてみました。
動画には登場しませんが、Fitbit をしばらく置いておいて触れたりすると「Hello mehori」「Woot! mehori」といったように反応してくれるのも愛しいです。
あまりに気に入ったのでずいぶん書いてしまいましたが、Fitbit ultra おすすめです。なかなか体力が向上しないので運動がはかどらないのですが、ガジェットの力で少しずつ改善させていくぞ!
Fitbit Ultra は2色で、日本ですと並行輸入品として入手することが可能です。
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