「Facebookスマートに使いこなす基本&活用法ワザ200」はバイブルとなる一冊
インプレスから献本いただいたのですが、袋からとりだしてまずひと笑いしてしまったのがこちら「できるポケット Facebook スマートに使いこなす基本&活用ワザ 200 [2012年 増補改訂版] 」です。
このシリーズ、一応「できるポケット」という名前がついているのですが400ページを超えるこの厚み、むしろ「Facebookバイブル」と名前をつけたほうが良いのではないかという充実ぶりです。
Facebookにはそんなに覚えなくてはいけないことがあるのかと思ってしまいますが、考えてみればこの数年で扱うべき話題は確かにふくれあがっています。というのも、Facebookにはさまざまな入り口があり、さまざまな利用目的があり、ウェブに、モバイルに、そしてホームページ上の「いいね」ボタンやブログパーツといったツールも含めた「生態系」といってもよい広がりをみせているからです。
こうした状況にあわせて、本書もFacebookのはじめ方から、アカウントのカスタマイズ方法、基本の利用方法、タイムラインの使い方、Facebookページの使い方、ビジネス活用法などといった章にわけて細かい利用の仕方が解説されています。
どんな人におすすめか
ここまでページ数が増えてしまったのも、最新の機能である「Facebookタイムライン」に対応しているためと、詳細なビジネス法が解説されているからです。一冊でFacebookの使い始め方から応用までを網羅したいという人にはかっこうのバイブルとなるでしょう。
また、なんとなくFaceboookに乗り遅れてしまっていて、これから利用方法を知りたいという人にもおすすめかもしれません。というのも、こうした人は「このボタンは押したらなにが起こるんだろう?」「これは間違った使い方ではないのか?」といった点が気になって、Facebookの複雑さもあって利用から離れている場合があるからです。
そうした人には全体の100ページ弱もとられている3章、「友達とコミュニケーションを楽しもう」が一通りの解説となるでしょう。いやはや、1から3章だけで一冊の本の分厚さで、10章まであるのですから恐れ入ります。
これで1380円というのは間違いなくお買い得といっていいでしょう。ただし!けっして普通のポケットには収まりませんよ!
できるポケット Facebook スマートに使いこなす基本&活用ワザ 200 [2012年 増補改訂版]