さよなら「無題ノート」、うれしい機能満載のEvernote for iPhone 4.1.8

iPhone 版のEvernoteのマイナーアップデートが思ったよりも便利です。こういう、角を落とす感じの改善はとても嬉しいですね。
その一つ目が、新しいノートを作った際の題名です。新しいノートを作成すると、カレンダーのイベント、住所、ノートの内容などから自動的に題名が作成され、見た目にも内容がわかりやすくなります。
これまで「無題ノート」を検索して置き換えるなどということをしていましたが、もうその必要はありません。てきとうに入力すればEvernoteが適宜整理してくれる。Evernoteの本質に則った素晴らしい機能ですね。### スタックがデフォルトに
2つ目の改善点はノートブックのスタックの取り扱いが楽になったところ。これからはデフォルトのビューが「スタック」となります。
このほうがわかりやすいですね。
そして、ノートブックの名前順、ノート数による順列も選ぶことができます。
ノートブックの共有が楽に
iPhone 内からノートブックの共有が楽にできるようになりました。
ノートブックを開いて右上のアイコンをタップします。
あとは共有できる人を追加して公開するだけでノートブックの共有ができます。
ノートブックの共有も、最初の頃は不安定でなかなか利用しづらい機能でしたが、最近ではかなり安定して信頼できるようになってきました。
他の人とのコラボレーションが多い場合は、ファイルをDropboxで共有して、話題はEvernoteで共有するといった使い分けも考えたいところです。
テキスト編集のみえない変更点
目に見えないところでも変更があります。リッチテキストの編集が高速化し、また、別の箇所にコピー&ペーストした際にフォーマットがなるべく保存されるようになっています。
よくEvernoteに関して寄せられる意見に「エディタの質がわるい」というものがあって、みんなどこまでEvernoteに求めているんだろうと思ったこともありましたが、なかなかどうしてちゃんと本をEvernote内で書けるところまできています。
やっぱり Evernote が好きだなあ
総じていうと、今回のアップデートは革命的に新しい機能はないのですが、なんだかアプリを触っていて楽しくなる部分へのアップデートのような気がします。
さわっていてストレスがない、むしろ楽しいと感じるのは重要な要素です。特に、データが増えてきたEvernoteでストレスを感じるか感じないかは、使い続ける上でも大切なフィーリングといえるでしょう。開発側がそれを意識してこうしたアップデートをしてくれているのが感じられます。
うん、やはり Evernote が好きだす。好きだから毎日飽きずに使い続けるんですよね。
最近 Evernote から離れていたという人は、一度すべての「ゴミ」と感じられるノートを特定のスタックに追いやって、ゼロからノートブックを構築してみてもいいでしょう。
新しい iPhone 版 Evernote が楽しくサポートしてくれるはずです。