ランチャー Alfred が 1.0 に。グローバルホットキー機能でアプリを高速起動

Alfred

Quicksilver、Launchbar とともに人気が出始めている OS X のランチャー、Alfred のバージョンが長い開発の末に 1.0 となりました。Alfred は通常無料で使えますが、高機能を提供する PowerPack は有料で限定期間 £12 で提供されています。

1.0 で機能強化されたのが便利なグローバルホットキー機能です。毎日数分ずつ時間をセーブしてくれる、小さいけれども大切な機能です。### グローバルホットキーの設定

グローバルホットキーは、どのアプリが全面に出ていたとしても、特定のアプリやファイルを読み出すことができる究極の近道です。

PowerPack を入れた Alfred の設定で Hotkeys を選ぶと、ドラッグ&ドロップでアプリやファイルを追加できます。

Alfred hotkey1

たとえば Evernote をドロップして、ショートカットを追加して見ました。

Alfred hotkey2

“Hide Application if already visible” にチェックを入れておけば、すでに全面に出ている場合はアプリを隠してくれます。これが小さいのですが便利。

たとえば一日に何度も呼び出しては格納する Skitch を加えておけば、ショートカットで Skitch を開けたり閉じたりできます。

Alfred hotkey3

一回一回はたとえ数秒のことでも、アプリの切り替えや呼び出しは一日に百回、二百回と行うことですので、これだけのことでもなれると時間を生み出してくれます。

Alfred 1.0 の PowerPack は数日で£15に値上がりする予定ですので、もし購入を検討されているかたはお早めに!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。