音楽プレイリストのようにタスクを管理する LazyMeter という提案
タスク管理は基本、「やるべきこと」の管理です。でも正直なところ、いつでも何かをやるべきだとせっつかれてようで、ストレス減にはつながらないという人もいると思います。
GTD の考え方は、「やるべきことがすべて書きだしてある」ことに加えて、「何を実行していて、何を実行していないか把握していること」がストレス減につながるとしています。この2つ目の部分、「何を実行していないか」を管理する独創的なタスク管理サービスが、LazyMeterです。
一日の終わりには必ず空になる ToDo リストができて、何を実行したか、何を実行中かが一目瞭然となります。
### タスクをプレイ・ポーズ・ストップで管理
LazyMeter はたった一つの ToDo リストにその日にやるべきことを入力して実行してゆくという簡単な機能をもっています。
独創的なのはタスクの状態を「プレイ・ポーズ・ストップ」と、まるで音楽プレイリストのように表現している点です。
プレイ状態:タスクは今日中に実行する予定で進行中。
ポーズ状態:タスクは一時停止して「プランニング」の状態にある。
ストップ状態:タスクは停止中で、いまは実行しない。もういちどプレイにすれば、本日のプレイリストに組み込まれる。
演奏済み:タスクはすでに完了している。
音楽のプレイリストもそうですが、一日24時間以上のリストを作ったとしても、その曲を聞くことができるのは明日以降の話です。タスクも、「この曲はいま聞く・聞かない」と同じ判断をして「本日のプレイリスト」に入れないか入れないかを決めながら実行していきます。
一日の終わりには、リストのすべての項目が「演奏済み」か「ストップ」になっているはずです。それを画面上部の LazyMeter で確認できます。
毎日の進捗は、グラフで確認することもできます。
リマインダの考え方にも独特のものがあって、「プレイ」の状態のリマインダは本日実行予定のものであり、「ポーズ」の状態のリマインダは明日以降といったように、すべての機能が「今日やるか、やらないか」にそって設計されています。
LazyMeter は複数のリストやプロジェクトを管理するのには向いていませんが、この「一日の取り組み方」を管理するという考え方はすべてのタスク管理システムに組み込んでほしい提案なのではないかと思います。
LazyMeter の利用方法については以下の動画でもみられます。
Welcome to LazyMeter from LazyMeter on Vimeo.
(via Mashable)