プライベートなブログはいかが? Posterous Spacesで万能共有サイトを作る
ブログというと、文章であれ、写真であれ、何かを公にするという印象があります。しかし家族とちょっと写真を共有する、仲間うちの近況を共有するという目的にミニブログを作るという使い方もできるでしょう。たとえば:
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子供の成長を実家の親に見せるために写真をとにかくアップするブログを作成。あるいは友人グループの活動をブログ形式でアップデート。
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ただし、管理者だとか、管理パスワードだとか、面倒なことは考えたくない。できれば指定したメールアドレスからメール一通で更新したい。
ミニブログシステム Posterous はこれまでもこうしたニーズに応えていましたが、今回 Posterousブログと、Posterousグループ機能を統合した Spaces という機能が追加されて、こうした「プライベート・ブログ」「プライベート・サイト」という利用の仕方が中心になるようにサイトが大幅に変更されました。### プライベートな共有を一瞬で
これまでのPosterousユーザーはこの変更で何か機能を失うのではないかと心配になるかもしれませんが、すべてのPosterousブログがSpacesのなかに吸収されただけで、特に利用方法に変化は生じません。
むしろ、Spacesの登場でメンバーを限定したコミュニティを作成して、その中だけのミニブログを作成したり、公のブログを作成してそれをフォローしたりといったソーシャルネットワーキングサービス的な側面が強くなったと考えてください。
すべてのサイトはパブリックにするか、あるいは閲覧することのできるメンバーを追加することでプライベートにすることができます。もちろんこれまで通り、投稿者を複数設定することも可能ですし、メール一通で更新してTwitterやFacebookに自動通知する手軽さもそのままです。
Spacesの作成と管理は iPhone/Androidアプリ上でも手軽に行えるようになっています(試してみたところ新しい Spaces の作成はエラーになってしまいましたが、たぶん新機能発表で現在利用者が多いからだと思われます)。
Posterousの特徴である autopost もアプリ内から操作できるようになりました。共有する Spaces を選び、autopost する先を選んで共有すれば、投稿から周知に至るまでを一瞬でできます。
Posterousアカウントがあれば、フォローしているブログをタイムライン的に読むこともでき、このあたりは Tumblr に似せてありますね。Google+のサークルへの共有機能をブログ的に実現するとこうなる、というのが Posterous Spacesのような気がします。
このブログに関係するライフハック系の話題は Lifehacking.jp 分室の Posterous Spaces に時折投稿していますので、もしよろしければPosterousアカウントを作成してフォローしてみてください。