モレスキン本、第2弾にむけて投稿企画がスタート!

Molebon2

中牟田洋子さんとの共著、「モレスキン『伝説のノート』活用術」はおかげさまで非常に好評で、ときおり「モレスキンを使い始めました」「使い方を参考にしました」という温かい言葉を頂戴するたびに著者二人で喜んでいます。

しかしこの本、通称「モレ本」には著者としていくつかやり残した点がありました。その一つが、初めてモレスキンに触れる人のための入り口を目指したのでマニアックさやバラエティにおいてやり足りない面があること。

もう一つが、「書き方について解説する本」という性格上、「こんなモレスキンも、あんなモレスキンもアリです」と風呂敷を広げすぎるわけにはいかなかったという点です。

世の中にはもっといろいろな職業や、人生を歩んでいる人がきっと自分だけの物語をモレスキンに託しているはず。そしてそうしたページには、みる人を感激させたり、励ましを与えたり、自分でもこうした手帳を作ってみたいとやる気を引き出してくれるものがあるはず。

そうしたモレスキンの物語を引き出したいというコンセプトで、モレ本のチームが再結集して「第2弾 モレスキン本」をつくることとなりました!

あなたのモレスキンをそっとお見せください

今回のモレ本の一番大事な柱が3つあります。それは:

  1. ユーザーの様々な使い方を多数紹介すること

  2. ライフスタイルに組み込まれたモレスキンを紹介すること

  3. 読者のモレスキンを投稿形式で紹介すること

です。特に2番目が注目なのですが、たとえばアーチストの人はどのようにモレスキンを使っているのだろうか? 数学者なら? 子育て中のママなら? という具合にさまざまなバックグラウンドの人が作った紙面。あるいは旅先、哲学の思索中、小説の執筆中、仕事の息抜きに書いたページというように、人生のある瞬間をとらえたページを集めて、なるべく多く紹介したいと考えています。

そこで、モレスキン界で名だたるユーザーに声をかけると共に、このブログの読者のみなさんにもぜひ “my favorite moleskine” なページをご紹介頂きたく、投稿ページを開設しました。

応募方法と締め切り

特にすばらしい絵が描いてあるとか、特に美しい手帳である必要はありません。ただ、「なぜそのページが自分にとって特別なのか」をシェアしていただける同志を大募集中です。

  • 投稿される方は、投稿ページと、画像送信用の専用 GMail アドレスからご応募ください

  • 締め切りは6月5日(日)24時まで

  • 掲載させていただく方には、追って追加取材をさせていただくことがあります

なお、なるべく応募者の全員に何らかのお返事ができるように頑張りますが、多くの投稿が予想されますので大忙しになってきた場合には掲載候補者のみとなるかもしれません。ご了承ください。

超強力な助っ人、モレスキンカウボーイも参戦!

Blanq

今回、著者としての仕事はインタビューした方の、そして投稿された皆さんのモレスキンから「物語」を引き出すことにあります。

私は畢竟理屈っぽい正確ですのでそういう選び方になりますし、モレスキナリーの中牟田洋子さんはアートな感性からお選びになると思います。

むむ、これでは陰陽が交わらないかもしれないなと思っていたところに、その垣根を横断する強力な助っ人が第三の著者として参加してくださることになりました。

モレスキン・カウボーイの異名で知られ、イタリアのモレスキン本社までたどり着いたクリスマス・モレスキンの企画を成功させたタカヤさん(@blanq)です!

また前書に続き、今回の書籍もイタリアのモレスキン社、日本のモレスキン代理店のご協力をいただけることになっていて、心強いことこの上ありません。

応募お待ちしています!

ブログの性格上、私は「こうすると良い」「こうするべき」ということを記事にも本にも書きがちですが、一番のライフハックや、一番美しいモレスキンのページは私がもっているのではなく、読者であるみなさんのもとにあるはずだといつも感じています。

その人の人となりを表す何気ない自慢の1ページ、想い出に残る1ページを引き出したいと思っていますので、ご応募お待ちしています!

p.s.

モレスキン本の制作の進捗は公式ページと、Facebookページでも随時ご報告いたします。こちらもあわせてお楽しみに。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。