Alfred 0.9 に数々の新機能が。Quicksilverを超える日も間近?

Mac OS Xの万能ランチャーであり、さまざまな作業に近道を与えてくれるツールといえばQuicksilverです。長いあいだ開発が滞っていて、最近になってアクティブな開発が再開して、配布元も QSApp.com に変わった事が話題になりましたが、Quicksilverの停滞を狙って多くのアプリが追いつきつつあります。
そのひとつで、今Quicksilverと二刀流で利用しているのが Alfredです。
Quicksilverといえばプラグインを通してiTunesやMail.appなど、さまざまなアプリを自在に扱えることが有名ですが、Alfredもその機能の多くを同じようにこなすことができます。たとえば:
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アプリの起動
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iTunesライブラリの操作
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ファイル操作
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GoogleやFacebookの検索、GCalへの予定追加など、さまざまな作業へのショートカット
といった機能がQuicksilverと同等か、さらに洗練されたUIで提供されています。
一段と魅力を増したバージョン 0.9 の新機能
その Alfred のバージョン 0.9 でいくつか「これは」と思う新機能が追加されました。
その一つがグローバル・ホットキーの設定。これはショートカットを定義しておくことで特定のアプリを呼び出したり、AppleScriptを起動するといった作業も Alfredを呼び出すことなく行うことができます。
たとえばEvernoteを呼び出すことが多いとわかっているなら、Evernote用のショートカットを設定しておけば Command + Tabなどで切り替えずとも一瞬で呼び出せるわけですね。
また Alfred内からファイルをドラッグできる機能も直感的で便利です。
これらの新機能については動画でまとめてありますのでどうぞ。
Alfredの入手とパワーパック
Alfred本体は無料で利用することができますが、上記のグローバルホットキーやiTunesミニプレーヤーなどの機能は、開発者を支援するAlfred PowerPack を購入することで利用可能になります。
PowerPackはシングルユーザーなら 12ユーロ、家族ライセンスなら 22ユーロ、そしてAlfredの生涯サポートがついたメガサポートライセンスは30ユーロからとなっています。
まだまだ操作に慣れないのですが、Quicksilverと同等に使えるようになってきたら動画で紹介したいですね。