任意の IMAP サーバーに対応して日本語バグも修正された Sparrow 1.1.1
先日「ツイッターをするようにメールを処理できる Sparrow がすごい」で紹介した Mac 上のミニマルなメールクライアント Sparrow がさまざまな新機能を搭載して 1.1 にアップグレードされていました。
が、そのバージョンには日本語入力回りに深刻なバグがあっただけでなく、私の環境では新規インストール時に GMail の同期ができなかったので、修正をまっていました。その待ちかねた修正版 1.1.1 が App Store に登場していていい感じに利用出来るようになっていましたのであらためて紹介です。
任意の IMAP サーバーに接続
当初のリリースでは Gmail にのみ対応していた Sparrow ですが、今回のアップデートで任意の IMAP サーバーに対応して、Yahoo! メールや Mobile Me などでも利用できるようになりました。
Sparrow はミニマルな UI ですがマルチアカウントにも対応していますのでこれは大歓迎です。
Priority Inbox に対応
ふだんから Gmail のPriority Inbox を耕している人にとって朗報なことに、今回のアップデートで右上の選択ボタンに選択肢が増えています。
Sparrow お気に入りの機能
ほかにも新機能はいろいろありますが、Sparrow をメインのメールアプリにするに足りるお気に入りの機能を並べておいたほうが、その魅力が伝わるかもしれません。小さなアプリなのにかなりの本格派です。
アカウントエイリアス
複数のメールアドレスを Gmail に集約している人は、Sparrow を使ってそれぞれのメールエイリアスで送信することが可能です。これがあってこその Gmail クライアントですよね。
Gmail ショートカット・ミニマル表示
Gmail を使い倒していた人はキーボードのショートカットにも慣れていると思いますが、それを Sparrow でも利用できます。有効にするには環境設定の Advanced から有効にします。ショートカットの一覧表はこちらにありますので時間があれば慣れておくとよいでしょう。
同じ画面にはメールの一覧表において本文を表示せずに送り主だけのミニマルな一覧にするためのオプション、Hide Message Preview があります。別にメールの本文がみえなくてもよいという人はチェックボックスを有効にしておきましょう。
まとめ
ほかにも、アカウントごとの署名設定や、ジェスチャーでの操作などといった機能もあり、小さいながらもメインアプリにするだけの力を備えているのが Sparrow です。
日本語回りのバグで使用を控えていたという人はぜひこの際もう一度試してみてください!