GoodReader に Dropbox, SugarSync, iDisk などとの自動同期機能が
GoodReader はもともと iPhone 上で PDF を高速によむためのアプリだった気がするのですが、気がつけば Word ファイルも読める、おありとあらゆるファイルを開くことができる、WebDAV も ftp も可能といったように、おそるべきキッチンシンクアプリに進化しました。
でも一つだけネックとなっていたのが、GoodReader へファイルをもってくるのに、いちいちアクションを取る必要があるという点でした。読みたい時に、事前準備が必要というのはやはりブレーキになるのですよね。
今回のアップデートはそんな GoodReader に Dropbox, SugarSync, iDisk といったサービスや一般の WebDAV サーバーとの間でフォルダをまるごと同期できるようにしてくれる機能がついています。
つまりユーザーはいちいちファイルが変更されるたびに最新のファイルを Good Reader にもってくることを意識しなくてもよいですし、ファイルを一つ一つ iPhone に送信することを考えなくてもフォルダごと同期をしてくれるようになります。
同期機能を利用するには、GoodReader 側で Dropbox などの目的のフォルダにアクセスし、画面下部の Sync ボタンを利用します。
**注意!**この機能を利用すると、GoodReader側でファイル・フォルダを削除した際に、母艦の側でもファイル・フォルダが消えてしまいます。iPhone 側でうっかり操作したらファイルが全部消えたということにもなりかねません。幸いオプションでリモートでのファイル削除を禁止したりすることができますので、これを利用しましょう。
スキャンした本などをフォルダでまとめて入れておけば自動同期でファイルをiPhone で持ち出せるのは大いなる時間短縮ですね。これでスキャン本ももっと手軽に持ち出せるかもしれません。