iPhone 名人になろう「できる100ワザ iPhone 4」予約開始!

iphone4.jpeg

Evernote ハンドブックを入れれば、今年はなんだか気づけば4冊も本がでていますね…。そして5冊目、今年の仕事の最後を飾るのは「できる100ワザ iPhone 4 」です!

できる100ワザ ツイッター、できるポケット+Evernote活用編に続く、みたいもん!のいしたにまさきさん、ネタフルのコグレマサトさんとの3人トリオの共著となります。マキコんで いただき、大変楽しい企画になりました。

この本の見どころ

この本で一番悩んだのが、「なんだ、またiPhone の本か」と思われないようにするところです。

iPhone の本といえば、その多くは分厚い割には「これがフリックね、これがピンチね」と、iPhone を持っている人なら誰でも知っている動作の説明と、「これとこれが定番アプリね」というアプリ紹介に終わっているものが多くて正直「楽しさ」が足りない気がします。

iPhone なしには始まらないこの3名が本を作るのですから、それとは異なる切り口がよいのではということになりました。

そこでいしたにさんの発案で生まれたのが、本の全体を「1・2・3週間目」に分割して、ユーザーを初心者から名人に導くというストーリー作りでした。

1週目:iPhone の基本機能を越えて、アプリを通してiPhone を個性的にしてゆくステップ。

2週目:コミュニケーションとしてのiPhone の使い方。これはツイッターだけでなく、写真や音楽を知り合いと共有することで楽しさが次第に「iPhone でできること」から「iPhone を通してできること」になってゆく過程をなぞります。

3週目:iPhone とクラウドサービスについて。iPhone は実はクラウドへの扉で、あらゆる情報をクラウドにいれてみることで急に視点が広がったり、利便性が高まるという領域へと踏み込んでいきます。

インプレス編集部一流の「すべての操作が解説されている」紙面ですので、紹介する著者の手つきがすべてトレースできるという構成にもなっています。

また、これはこの3人で書かれた本ではいつも感じるのですが、著者の視点や方向性がまったく違う3人が一つのテーマで書くので、濃さが半端じゃありません。共著の私が残り二人の原稿を一番楽しみに読んでいるというずるい話でもあります(笑)。

発売は 12/24 のクリスマスイブ! 題名はiPhone 4となっていますが、もちろんiPhone 全般で有用な情報が多く含まれていますので、予約していただければ幸いです。

それにしても最近、電車で iPhone 4 を見かけることが多いですね。特に女性のユーザーが目立ちます。まだまだこの世界は広まっていきますね。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。