できるポケット+Evernote 活用編の読み方(先行発売開始!)

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できるポケット+ Evernote 活用編 」、通称「黒本」の見本が届きました。

本をだすのはこれで6回目ということになるのですが、いつもこの最初の一冊が届くのは嬉しいですね。特に今回は(も?)凄まじいスケジュールのなか、魔法のように担当編集者が本を仕上げてゆくのを驚嘆しながらみていたので、いまも手元に本があることがどこか非現実です。

3月以来、Evernote についてはけっこう本が登場しましたので、他の本との違いを強調して、私の考えた「読み方」をまとめておこうかと思います。

他の Evernote 本とどうちがうの?

Evernote ハンドブックがどちらかというとマニアックな路線に走っているのに対して、今回のこの本はむしろ万人にEvernote を広めるために作ったというつもりでいます。

「Evernote の使い方」「操作の仕方」はすでに前の本でも、他の本でも押さえてありますので、黒本ではむしろ**「Evernote を人生に取り入れる方法」**がフィーチャーしています。目次をみていただければわかるように、80 項目にわたってユースケースが展開されているのはそういう訳です。

しかも、3人の著者の性格の違いがユースケースの解説のしかたにも微妙に反映していますので読み込むと面白いですよ。

大胆に言い切ってしまうと、まだ Evernote の紹介が「便利なウェブサービス」にとどまっていることが多い中で、いちはやく**「Evernote はライフスタイル・サービス」なのだという境地に斬り込むことができた**気がします。

急速に成長している日本のユーザーのみなさんがそれを求める形で本企画が始動したことを考えると、みなさんのおかげでこの地平が見えたことに感謝するばかりです。

できるポケット+Evernote 活用編の読み方は?

ページを見ていただくとわかるように、ポケット本でありながら黒本はけっこうフォントが小さく、びっしりと書き込まれています。

ウェブサービスを言葉で説明する部分が大きいので最初「操作の仕方は?」「具体的にはどうやってやるの?」という疑問が生まれるかもしれません。

でも Evernote にそんなに奇抜な操作方法があるわけではありません。むしろ「どんな情報をいれるのか?」「それをどう引き出すのか?」という2つの視点ですべてのレシピを読み込んでみていただければ、みなさんの人生での活用方法がみえてくるように本書はかかれています。

Evernote に何をいれればいいの? どんな整理方法があるの? というヒントを探す場所としてお使いいただければ幸いです。

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PDF で手に入らないの?

正式な発売日は 6/18 ですが、それまで PDF 版が優待販売ですでに売り出し中です。ただ、書籍版には PDF ダウンロードがついてきますので、「PDF しかいらない」という人向けですね。

ぜひよろしくお願いします。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。