Google Docs が真剣に使えるワープロに進化した(少なくとも英語編集では)

ライフハックトークの連載時にこの機能があったら良かったのに!

Google Docs にリアルタイムの共有編集機能、イラストなどを作成するモード、そしてさらにワープロらしい高度な編集機能が追加されています。特に研究論文を Google Docs で書くようにしている僕にとってかなり嬉しいのが:

  • コメントシステムが向上して、Word のように文書に対する校正をやりとりできるようになりました

  • 画像レイアウトの向上。これで自由にフローティング画像を配置できるように

  • タブストップ。これがないと「参考論文」の節のぶら下がりがなかなか書けません

Google Docs の新しい機能を使うには、画面右上の「設定」→「ドキュメント設定」から「Editing」の欄を参照して、「Google ドキュメントの新バージョン」のチェックボックスをクリックします。

ただし注意したいのは、今のところ新規に作った文書からしか新機能は使えないようなのと、日本語の入力に若干の問題があるようです(Mac OS X、Chrome にてチェック)。フォントからも日本語フォントが消えているので、まだ正式な対応とはいえないようですね。

でもいつもの通り、Google はいつのまにか日本語をに対応させていたりしますので、今後も要チェックです。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。