「声の魔力」「できる100ワザ ツイッター」出版記念イベント終了!

声の魔力 幸せになれる声レッスン 」「できる100ワザ ツイッター 」出版記念の合同ツイッターイベント、無事に終了しました!

私は昼休みを利用しての Skype を使った声のみの参加でしたので、よくわからないでいたのですが、20 名ほどの記者とテレビカメラが入っていたそうです。

この情報、あらかじめ知らなくてよかったです。

というのもふだん大勢の人を前にしてしゃべっているときはそれほど緊張しないのですが、今回、聞いてくださっているはずの聴衆がまったくみえない手探りの状態でしゃべっていたのでよけいに緊張するという初めての体験をしたからです。ラジオの生放送の緊張って、きっとこんな感じでしょうか?

それでもみたいもん!のいしたにまさきさんのリードが見事だったのと、ネタフルのコグレマサトさんお面が可笑しくて(なんのことかは動画をごらんください(笑))癒されたのと、なによりも平野さんのプロの声ワザに驚くのとでイベントは楽しくあっというまに終わりました。

内容はケツダンポトフそらのさんが撮ってくださった以下の UStream で見ることができますので、見逃したというかたはどうぞ!

言葉を選ぶ、声を選ぶ

こうしてブログという形で言葉を伝えている私ですが、ふだんから気にしているのは文字から伝わる「ブログの声」です。親切な雰囲気か? 敵対的で傲慢な空気を作っていないか? こうしたことは書き手としてとても気になることです。

今回のイベントではリアルな声の出し方について平野文さんから教えていただいたのですが、「堀さんはお子さんが生まれてから声が優しくなったのではないですか?」と途中で訊かれて確かに!と膝を打つ思いでした。相手を思う心が、声にあらわれているわけですね。

たとえば赤ちゃんを相手に、難しい言葉をつかったり心がざわつくような口調を使ったりは当然できません。あのかわいい存在を見た瞬間、自然に声と言葉が調整されるのです。

ブログやプレゼンでもそれと同じで、「自分がどのように見られたいか」ばかりが気になっていると声は聴衆の方を向いていないものになってしまいます。ちゃんと聴衆を意識して声と言葉を選ぶことではじめて伝えられることがあるんだろうなと思った次第です。

いい機会ですので今後声については意識してみたいと思います。

最後になりましたが、今回のイベントを実現してくださったみなさん、特に裏方で奔走してくださったもう一人の「ふみ」さん( @fumi )に感謝です! こうしたイベントの裏で何が起こっていたかを伝えてくれる好エントリーが公開されていますのでこちらもどうぞ!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。