アナログかデジタルか、考えている場合ではない
有隣堂アトレ目黒店で、モレスキン・フェアが開催中です。去年の記事、「「iPhone + モレスキン」が最強のコンビであることについて」のパネルと、「iPhone情報整理術 」も山積みされているそうです。ありがとうございます!
モレスキンといえば、最近新しい Folio シリーズも登場していて、気になるところです。Folio シリーズは Art / Professional / Tools の三つのラインナップで構成されていて、今回登場した Professional はバインダーやフォルダ、Tools は付箋やカードを扱っているラインです。
アナログ vs デジタル?
上の写真にもありますが、よく聞かれるのが「iPhone を使ってデジタルで情報を集めるのがいいのか? それともモレスキン手帳のようなアナログ手帳がいいのか?」という質問です。
私自身はこれに対する答えは、「両方」だと思っています。ふと思いついたアイディア、失われる寸前の微妙な記憶を捉えたいと思っている時に、「これはiPhone にいれるのか? それともモレスキン?」と考えている場合ではないのです。まずは手近なツールに捉えたいとおもっている情報がちゃんと蓄積されていることが先決。使い分けはそのあとです。
実際に両方で情報を取り始めても、ほとんど重複や互いへの混入がないということに気づくと思います。自然にその場で一番便利なツールを使っているだけでも、「写真・ボイス・スケジュール・タスクは iPhone」「アイディア・記憶はモレスキン」という具合に使い分けが見えてくるのです。混入が少ないということは、モレスキンをスキャンして iPhone に入れるといった必要性が少ないことでもあります。デジタルとアナログが問題なのではなく、キャプチャーしているかが問題だということですね。
Folio Professional のフォルダー
実は Folio Professional のフォルダーについては、先日このフェアについてうかがった際にモレスキンの取扱会社の方にいただいていました。
なめらかな手触りと、簡単な作りながらちゃんと閉じて紙が流れ出さない点が気に入りました。いまではレシートの類をすべてこの中に溜め込んでいます。
Folio Tools のカードについても見せていただきましたが、角が丸く、上質な紙で作られているところがとてもよい品でした。しかし 20 枚セットで 945 円というのは、さすがに手が届かないですね…。