「できる100ワザ ツイッター」(インプレスジャパン)発売中!

みたいもん!のいしたにまさきさん、ネタフルのコグレマサトさんとの共著、「できる100ワザツイッター」が発売になりました。同時に、iPhone 版も発売(iTunes が立ち上がります)しています。

いまも忘れていない去年の秋のことですが、いきなりお二人から Skype のチャットが入ってきて「いよっ! 本やらない?」という軽い感じで誘われ、うっかり「いいっすよ」と答えて始まったこの企画。自分でいうのもなんですが、全員の力がうまい具合にはまって、最初に想像していたよりもはるかに内容の濃い本に仕上がりました。

いしたにまさきさん、コグレマサトさんといえば、ベストセラー「ツイッター 140文字が世界を変える 」の著者です。この本は、説明するのが難しいツイッターの「楽しさ」をあますところなく書いた素晴らしい本だと思うのですが、正直この本のあとで書くことはあるのだろうか? と心配していました。でもそれはまったくの杞憂となりました。

「140字が世界を変える」がツイッターへの入門書なら、「できる100ワザ ツイッター」は実際に手を動かすためのヒントが満載された本になっています。ツイッターの周囲に広がるツール、サービス、クライアントを網羅するとともに、つぶやくときのテクニック、マーケティングに応用する際の注意点などがこれでもかと盛り込んであります。

そもそも、なぜツイッターなの?

そもそもなぜ Lifehacking.jp でツイッターなのかと思われる方もいるかもしれません。でもメールやチャットとも異なる新しいコミュニケーションの手法としても有用であるとともに、個人のブランド力にも大いに関係しているからです。

ツイッターはすでにメール、ホームページ、ブログに続く、ネットでの存在をアピールするための場となっています。ちょっと反感を感じる人もいるかもしれませんが、Google 検索でヒットしなければホームページが存在しないも同然であるように、ツイッター・Facebook にいなければ個人はネット上に存在していないも同然という時代になりつつあるのです。

こうしたパーソナル・ブランディングという観点でも、ツイッターを楽しみ、学んでおくのは多くの人にとって必須のスキルになりつつあるのです。

本書が、ツイッターにどのように入っていけばいいのかわからない、なかなか楽しみ方がわからないという方の参考になれば幸いです。

それにしても本のラッシュが終わって一安心。さあ、次!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。