人生を変える小さな習慣
なぜ、知り合いの方が友達が多いようにみえるのか

なぜ、知り合いの方が友達が多いようにみえるのか

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「自分は友人が少ない…」そう思って時々落ち込んでいる人はいませんか? あるいはそれは数のトリックが見せている虚像かもしれませんよ?

Psychology Today に載っていたパーデュー大学の Feld 氏の研究によれば、たいていの人の「友人の数」を「友人がもっている友人の数」の平均値と比べてみると、後者の方が大きくなるのだそうです。

下の図では、ある人が直接もっている「友人の数」と、括弧書きで「友人のもっている友人の数」が記入されています。ちょっと計算してみると、前者の平均値が 2.5 になるのに対して、後者は 3 となることがわかります。なぜこうしたことがおこるのでしょう。

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よくよくみてみると、この「友人の友人数」という数に貢献しているのはよく登場する人気のある人(上の例だと Alice や Sue)だということがわかります。

たとえば「12 人の友人がいる A さん」は 12 人の人とコネクションをもっていますが、「1人しか友人がいない B さん」は 当然 1 人の人としかコネクションがありません。つまり A さんを含む集団の平均の「友人の友人数」という数字を計算する場合、A さんの 12 という数は 12 回計算に含まれるのに対して、B さんの 1 という数は 1 度しか数えられません。

つまりある特定の個人ではなく、「自分の友人はどのくらい友人がいるのだろう」と漠然と考えた場合、その数字は友人の多い人に偏った数値になる傾向があるわけです。これでは、たいていのひとの「友人の友人数」は自分より高くなって当然というわけです。

実際にはたった8人の中ではなくて、もっと大勢の集団のなかでの自分の位置を私たちはなんとなく感じるわけですが、数学的な本質はかわりません。

私にも、こうした「漠然とした疎外感」をどこからどもなく感じて寂しいと思うことがありましたが、あるいは無用なことだったのかもしれません。

まずは直接の友人を大切にしよう! ということなのですね、きっと。

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著者
堀 正岳