Mac で Windows 7 のウィンドウスナップを実現する Cinch
Mac ユーザーの私ですが、Windows 7、なかなかよさそうですよね。久しぶりに触ってみたくなる Windows OS です(Bootcamp でちゃんと対応すれば、ですが)。
そんな魅力的な機能の一つに、画面のウィンドウスナップがあります。ウィンドウを画面のはじに寄せると自動的に左右の半分、あるいはフルスクリーンをうめるようにリサリズしてくれるというものです。
Daring Fireballでこれを Mac OS X で実現するアプリケーション Cinch (スィンチ)が紹介されていましたので利用してみたところ、すっかり気に入ってしまいました。
Cinch を使うと、ウィンドウを左右の端にドラッグした際に画面上に点線が表示されてそのウィンドウが左右半分を占めるようになります。ウィンドウを上にドラッグした際は、メニューバーを超えて画面の上の限界までマウスが移動した時点でフルスクリーンになります。字では表現しにくいのですが、気持ちのよいタイミングでこの動作が入るのです。
興味のある方は、ぜひ Cinch のホームページ上でスクリーンキャストをごらんいただければ、その動作の仕方と、デュアルディスプレイの場合、Spaces を使っている場合の動作を見ることが出来ます。
注意:Cinch の動作はウィンドウサイズが固定されている Quicktime のようなアプリケーションや、その他特殊なウィンドウを使っているアプリケーションでは利用できません。大物アプリに、Illustrator, Photoshop などの Adobe アプリ、X11 があります。
また、Spaces の画面切り替えのタイミングが早すぎるという場合のハックも、Cinch のページで紹介されていますので、こちらもご覧ください。
兄弟アプリ、Sizeup もよさげ
一日に二つもアプリを購入するのは気が引けましたのでまだ利用していないのですが、きっと近日中に購入してしまいそうなのが Cinch の兄弟分 Sizeup です。
Sizeup の動作もホームページのムービーを見た方が話が早いのですが、簡単なメニューの操作、あるいはキーボードショートカットでウィンドウを上下左右の半分を占めるようにしたり、右上・左下などの四分の一を占めるようにリサイズできるアプリケーションです。
ウィンドウを整列という、つまらないですが一日に 100 回はやってそうな動作を一瞬にできるのは素晴らしいですね。これぞライフハックツールといえそうです。