Plantronics Voyager PRO を試してみた

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サンフランシスコに降り立つと、いつも目にするのがサイボーグのように Bluetooth ヘッドセットを耳にしてしゃべっている人たち。店で並んでいても、交差点で青信号を待っていても、いきなり見知らぬ話し相手と会話を始めるのでびっくりしていました。

そんな風にヘッドセットを使いこなすのが憧れである私に、AMN からキャンペーンで Plantronics 社の Bluetooth ヘッドセット Voyager Pro をモニターさせていただけるというお話が! しかも読者2名にプレゼント付き! ラッキーです。

実はすでに「iPhone 情報整理術」の執筆のために Platronics 社の別の一つのヘッドセットDiscovery 925 はすでに試してみていて、軽さと音質の良さに驚いていたところでした。

ただ、Discovery 925 の場合、耳にねじこんでおくだけで固定しているので、なんだか耳にひっかけておいた方がなくさないのではないかと心配になる瞬間もあります。そこで今回の Voyager PRO のモニターというわけです。

なぜ iPhone にヘッドセットは重要なの?

iPhone の表面のガラスを割ってしまう理由として一番よく聞くのがもちろん「落下」ですが、次によく聞くのが「ポケットにいれていて力をいれてしまった」です(特にお尻ポケットは要注意…)。

また女性のようにポケットがない服を着ている人も多いでしょう。そうした人にとって電話を逃さずとるにはヘッドセットはとても重要なアイテムです。いつもつけていないまでも、電話がかかることがわかっているときには、iPhone を机の上においたままでもヘッドセットを片耳に動き回るのが実に便利です。

Voyager PRO の使用感

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届いて以来、Voyager PRO を数度の外出に普通にかけてでかけました。かけている自分はとても意識しているので「目立ってないかな?」と気になるのですが、しゃべっていないときはマイクを立てているとほとんど誰も気づかないようです。

iPhone とのペアリングも、電源ボタンを長押ししてペアリングモードにするだけで簡単にできましたし、操作もマイクビームの根本にあるボタン一つで行えるので、難しい点は一切ありません。

実際買ってみようかなと思う人が気になると思う点を、自分がヘッドセットを手に入れるときに気になっていて線にそってまとめておきます。

  • 高級感: 効果だけど軽い、ということは手に持ってちゃちな感じがしないかと心配になります。Voyager PRO の場合、材質は耳にかける部分がゴムになっていて、残りはしっかりとしたプレスチック製で文句がない作りになっていました

  • 耳にいれた感触: 大中小と3つのイヤピースとカバーが添付されていますが、私は小にした上でカバーも外してしまいました。最初は耳に押し込もうとしていたのですが、どうもそこまでやらなくてもよいという設計になっているようです

  • 音質: マイクのピックアップはまったく問題がないようです。一度ヘッドセットから通常のマイクに切り替えて通話を行いましたが、相手には違いがわからなかったようです。イヤホンの音質は、問題なく聞けますが Bluetooth 並というところでしょうか。

  • ずっとつけていた場合:耳にかるくかけて、イヤホン部分をおしこまないコツをみにつけてからは、ついつい調子に乗って iMac とヘッドセットをペアリングして、トイレに行く間も常にポッドキャストを聞くということをしていましたが、あまり疲れるということはありませんでした

このヘッドセットは A2DP 対応ではないので iPhone で音楽やポッドキャストを聞くために利用できませんが、ハンズフリーで、ヘッドホンのケーブルの煩わしさを気にすることなく電話ができる幸福はなかなかのものです。

今回はなんと Plantronics 社から読者プレゼントということで、本ブログの読者のために2台の製品の提供をうけています。この手の製品は、使ってみないと自分に必要なものかわかりにくく、でも手を出すにはちょっと高価という面がありますので、ぜひこのチャンスを利用して見てください。

Plantronics Voyager PRO プレゼント応募フォーム( AMN のページに飛びます)

フォームには「この記事を読んだ感想」と「ヘッドセットをこう利用したい」という欄がありますので、ぜひこの二つは埋めてください!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。