1秒でタスク情報を入力できるようになった Remember The Milk の Smart Add 機能

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オンラインでのタスク管理サービスの老舗 Remember The Milk の入力方法に大きな変化がありました。一見なにが変わったのかよくわからないくらい微妙な変化なのですが、Remember The Milk の欠点の一つだったタスク入力の煩雑さを軽減してくれそうです。

その機能が今回付け足された Smart Add 機能。これまでだとタスクを入力してから、ちまちまと「期日」「場所」「繰り返し」といった項目を入力していたのが、タスクを入力するときに手軽に1行で出来るようになりました。

Smart Add を使うには普段通り Remember The Milk の「 t 」ショートカットを利用して(ますよね?)新しいタスクを入力するときに、「 ^ 」といった記号を入力します。すると「今日」「明日」といった、よく利用する期日がポップアップして選択できるようになりました。

現時点では日本語で利用するときには少なくとも「 ^ 」の前にスペースが一つ空いていないと認識しないようですが、記号一つで1秒で期日を入力できるようになったのは大きいです。利用することのできる記号は以下の5種類です。

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タスク選択方法にも変化

二つ目の変化が、Smart Add の追加にともなうタスクの選択のしかた。

これまでは追加されたタスクが選択された状態になっていて、そのまま「期日」「場所」といった情報を加えられるようになっていましたが Smart Add でその必要がなくなりました。

そこでかわりに、複数タスクを選択するときは左のチェックボックスを、一つだけを選んでおくのならバーのどこをクリックしてもタスクが選択されるようになったそうです。

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Remember The Milk というと、複数のタスクの選択や編集が面倒だったのですが、これで操作感がかなり軽くなりました。実際、Remember The Milk 自体のスピードの改善も行われているそうです。

すでに完成度が高い Remember The Milk のようなサービスで今回のような「小さいけど、手元の効率を大きく変える」変化をつけるのは珍しい例かもしれません。まだまだこの分野では Remember The Milk がトップランナーですね。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。