ルーティンカードで子供の...いや、自分の行動も制御する

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子供が大きくなったときのためにとっておこうっと!

Unclutterer 経由で知ったサイト、LivingLocurto で子供のための「朝のルーティン」を絵に描いたカードがダウンロード可能になっています。

子供はこの大きなカードを一枚ずつとって、やるべきことをやるべき順序でこなしていき、終わったら所定の場所にカードを入れるか、たぶん親に渡してゆくという利用方法です。

「歯を磨いた?」「ベッドをきちんとした?」と小言で子供を追い立てるよりも、「カードがまだ全部そろってないよ?」と言うだけで子供自身に何が足りないかを考えさせることができますので受動的な行動よりも能動的行動を植え付けるのに役立ちそう

しかしこうしたカード、有効なのは子供だけというわけではありません。

「手帳と向き合う」「スケジュールを整理する」「明日の Most Important Task を考える」といった毎日やることをカードにしておき、一枚ずつクリアしてゆく「ルーティン・カード」は私も何枚かもっています。

カードにしてしまうことで、頭で考えなくてもカードを繰ればやるべきことが見えてくるというのは時間と集中力の節約になるからです。毎日やるべきルーティンをどうしても忘れてしまうという人がルーティンのカードを持っておくのは非常に有効なハックです。

リンク先には子供が学校から戻ってきたときにやるべきことを書いた「下校時のルーティン・カード」もありますので、ダウンロードしてみてください。

もし自分で作ったなら、「プリント持って帰ってきた?」「宿題は?」「ポケットに変なモノいれてない?」って書いてありそうです。懐かしい記憶が甦りますね(笑)。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。